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真逆の世界の君との物語  作者: 吉川 青
1/13

出会い そして 始まる

春の気持ち良い陽気の中、皆が幸せそうに歩く中、

俺は死ぬことを決意した。


もう無理。疲れた。この人生に。この世界に。

よし、死のう。今度こそ死んでやる!そう思いながら

俺は屋上の扉を開いた。


俺は疲れていた。親や先生の意見を突っぱねて、

市内一の進学校を受験。運良く受かったが、その先は地獄だった。周りの成績がどんどん良くなるのに

反比例するように、俺の成績は下がっていった。

どんなに努力を重ねても周りとの差は開いていく

一方。そんな現状に嫌気がさしていた。でもそれを

選んだの俺だ。そんな自分にも嫌気がした。

だから死ぬんだ。そんなことを考えながら、

誰もいないはずの屋上の扉を開いた。屋上には…

誰もいない。……。まぁそうだよな。俺はフェンスを

越えようとした。その時、突然扉が開く音がした。

「えっ!!」

思わずそう叫んでしまった。

そこには俺と真逆の存在である

小野寺隼人の姿があった。

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