表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

カタカナタイトル

インスタント

作者: 雪つむじ

眠いと思ったのに。

どうして、部屋の中に広がるのは、インスタントコーヒーの香り。


眠いまぶたを無理やりこじ開けて、もう少しだけ、起きてて?

眠くたって、こんなに部屋がコーヒーだらけじゃ、眠れないよ。


ベッドに入った僕と。

どうして、一緒に入ってきた加速度センサーが。

どうしたって、ぎっちぎっち。

戦いの音だけ、立てていく。


瞼を閉じたって、眠らせてくれや、しない。

明日だってあるのに、何でこんな時間?

もう少し?

安いやり取りだけ。


インスタントよりも、もう少しだけ。

もう少しだけ、リッチな方が良かったのに。


コーヒーの香りが出ていったら、今度こそ。

今度こそ、眠りたい。

何って。

ねむねむ。


おやすみなさい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ