青年は考えた
掲載日:2026/03/04
青年は考えた
この体たらくを生かすにはどうしたら良いかを
青年は考えた
ありふれた言葉で考えた
青年は考えた
死んだら明日どうなるかを
青年は考えた
腹痛と眠気の曖昧な思考回路で
青年は考えた
己の未来を
青年は考えた
情緒の及ばぬ世界で
青年は考えた
考えたいから考えた
何かを考えるわけでもないが
考えないと自己が壊れそうで
青年は考えた
恵まれてるとも欠落してるとも呼べない自己認識で
青年は考えた
千年は考えた
なんちゃって
馬鹿な方向に言葉が進んだ
もう考えなくてもいいらしい
青年は眠った
暖かい日に、眠った。
ありがとうございました。




