ポルソナ
「譜瓶さん譜瓶さん、何やってんすか?」
「ポルソナ」
「へぇー学園RPGなんすねー。譜瓶さんの学生時代はどうだったんっすか?」
「どうってまぁ、普通だよ」
「モテたんっすか?」
「ふふー、面白いことを言うなぁ興梠ぃー」
「ひぇ!? かつてないほど怖いっす!?」
「まぁ何も無かったよ」
「そっすか。……良かったっす」
「ん? 何か言ったか?」
「何にもっすよ!?」
「何にせよ失われし青春時代を追い求めるぞ!」
「そっすね!」
そしてポルソナの街で高校生活が始まった。
「あ、告白されてるじゃないっすか!?」
「勿論オッケーだ!」
ふふ、何か恥ずかしいなぁ。
「……こういう子が好み何すかー?」
「そういう訳でもないけど」
「じゃあこっちの子っすか?」
「どっちかと言えばこっちの眼鏡の……」
「参考になるっす」
「……何の?」
「あ、二股がバレて怒られてますよ!!」
「うわ、マジだ。どうしよう……!?」
「諦めるっすねー」
「いや、まだワンチャン!?」
私達、別れようっか。
「なかったっすねぇー」
「何故だ―!?」
「現実でも同じっすからね、覚えておいてくださいっす」
「現実じゃしねぇよ……」
「……そっすか。あ、三時のおやつにあれ買っておいたんすよ」
「何々ー、は!? 生クリームぜんざい!!」
「これ最高っすよね!」
「分かる! さぁ、御茶の準備だー!!」
「はいっすー」
今日も美味しい時間は続きます。
生クリームぜんざいは美味しいですよね!
セブンのやつに一時期はまってました。
1話目にイラストを公開しました!
色塗りはまだですけど、二人の雰囲気は掴めるかもです!
良かったら見てみてね♪