表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マジックナイト ~TCG世界大会優勝者の俺が異世界で魔物を駆逐するまで~  作者: イ尹口欠


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/46

42.叙爵

 実験的に〈アーティフィシャル・プレイグ〉を起動する。

 人間と通常の動植物には全く影響がなく、魔物にのみ感染する疫病だ。


 檻の中の魔物はすぐに衰弱した。

 別の檻にいる家畜は無事。

 もちろん檻の中にいる犯罪者にも効果なし。


 ――成功だ。


 俺は魔物の弱体化を確信した。


 ▽


 クラリスに機械トークンから得られる動力源の出力を回転力ではなく闇のマナとなるよう改造してもらい、〈アーティフィシャル・プレイグ〉を発動する魔法の品を作成してもらった。


 円筒形のそれは、筒の上部から絶えず魔物に対する疫病を発生させるもので、これを街の外縁部に置いてからは、魔物が近づくことはほとんどなくなった。


 この〈アーティフィシャル・プレイグ〉と疫病発生機を王都の魔術師学院に論文つきで送りつけた。


 反応は劇的だった。


 すぐに疫病発生機の量産依頼が来て、またもや大儲けすることになった。

 王国の街には疫病発生機の設置が王国法で義務付けられ、王国で魔物が健在なのは都市部から離れた山奥か、ダンジョンくらいのものとなったのだ。


 ちなみに例のダンジョン都市の領主は更迭され、いまダンジョンは王族の管理下に置かれている。


 さてこの成果により、俺は辺境伯の騎士という身分から、一気に子爵に成り上がった。

 一代限りではない、永代の貴族に出世である。


 十八歳にしてマルカバッソ子爵家当主。

 魔物は王国内に限定すれば駆逐され、俺は満足していた。


 この技術が他国に広がることはないかもしれないが、女神の依頼はクリアしたも同然だ。


 俺の人生はまだまだ先は長いが、マジックナイトの魔法とオリジナルの魔術の数々でどんな困難も乗り越えて行ける気がした。


 かくして魔物の絶滅に寄与したとして歴史に名を残すことになったサン・マルカバッソの物語は続く――。


もうちょっとだけ続くんじゃ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] まさか魔術化からこう流れるとは、驚きました。 いつも一捻り有りますが今回のコレも予想外でした。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ