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僕ってなに人?  作者: 川合 蒼爽
1/1

プロローグ・・・・?

 雲一つない快晴・・とまではいかないが、それなりに綺麗な青空に、白くてまぁるい野球ボールが浮かび上がる。


 「如月~、そっちいったぞぉー!」

・・・球がこっちに飛んで来た!よし、任せろ野郎どもっ

「あいよー、任せろぉっておわっちょぃぃぃおよよゆよ?!」

 球ではなく、俺の身体はドサリと砂場にゴールイン。0.05秒間の平和の後、

ぐぎゅっ

「い"だあっっ??!」何者かに踏まれた。

「んお?おお、如月か。すまんすまん、はははっ」

 重い目を薄っすらと開けてみると――なるほど、砂場にトンボをかていた先生だった。って、許される事ではないだろう!しかもなんか笑ってやがる・・・ 

 激しく痛む身体を精一杯動かしながら、喉を震わせて罵声を投げつけてやる。

「あーもう、先生ったらぁ~。すんません、邪魔しちゃって。へへっ、追川もすまんなー」

・・・そんなの出来るはずもなく、人柄の良い俺は、ヘコヘコしながら起き上がる。

「如月、ドンマイドンマイ!明日があるってー」

・・・誰のせいでこんな目に合ってんだよっ

 相当な怒りを堪えながら、俺はニカっとわらい、いつもの言葉を吐き捨てる。

「いや、こっちこそごめんな。俺、鈍くさいからさ、ははっ。悪ぃ、気ぃ使わせちまって」

「怪我してないかー?」

追川はいい奴だ。ちゃんと俺の心配までしてくれる。多分、俺の遊び友達の中で一番、気が合う奴だ。

「怪我なんかするわけないってー。こんなこと、いつもと一緒だし」

俺は、笑顔を崩さない。怪我はしてないと言ったが、口の中が鉄くさい。おそらく、舌を噛んだのだろう。

「こんな時間だし、そろそろ戻ろう。」

そう言って、追川がのそのそと校舎に向かって歩き出した。良かった、舌のことはバレていないみたいだ。舌噛んだことを知ったら、また気ぃ使わせちまうからな・・

 そんな事を考えながら、俺も追川に釣られて校舎へと向かう。

「っつーか、その砂、どうすんだよ?結構目立つぞ、如月」

振り返って、追川が言う。

「あー・・大丈夫大丈夫っ。叩いて行くから、先に行ってていいよ。」

「そうか?んじゃあ、悪いけどお先っ」

追川は走る態勢へと体を構える。余文だが、こいつは中々足が速い。

「おー、悪いな、色々と・・」

「いいってことさ!」

言いながら追川は馬のようなスピードで(そこまで速くなかった)校舎の中の、生徒玄関へと猛ダッシュした。

おそらく、俺が次の授業に遅れることを、先生に伝えに行ったのだろう。・・なんていい奴なんだ!追川は。

「お前が悪いな、如月よ・・10年後、追川にはたっぷり報酬渡すんだぞ。」

隣でさっきの先生がボソッと言った。俺は聞こえないフリをして、体に付きまくっている砂を叩いてから、生徒玄関に入った。


・・・そうさ、俺が悪ぃのさ。

 こんな、飛んできたボールを取るだけで砂だらけになっている、この俺が悪いのさ。

 でももう、あきらめてあるんだよ、そんなことは。どう足掻いたって、俺の根本は変わらない。

だからこそ、俺は一生懸命に自分の痛々しい人生を、がむしゃらに生きてんだ。


・・・でもな、お前ら。

 俺をただの人間だと思ってたら、大間違いだかんなっ!!

 そう、心中で誰かと戦っていた俺の前に、俺の人生を変える原因となったアイツが―――――――


・・・・現れるワケもなく、もっさりと髭を生やし、やたらと厳つい顔をした、教頭だった・・・・・。

 





えーと、はじめまして^^

蒼爽と書いて、「そうそう」と読みます。


初めての投稿執筆で、いろいろズタボロですが・・

今後とも、よろしくお願いします!


余談ですが、私はまだガキんちょで、色々未経験です(笑

いろんな作家さんに憧れすぎて投稿しちゃいました・・

なので、とてもじゃないけど読めない駄目文になっていることでしょうね^^;


最後に、読んでくださり、ありがとうございました!!!

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