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槍で抜く  作者: ICMZ
71/75

71: 辞めの美学は笑いと共に

月曜日 朝8時半 ちょいすぎ Day21  実家

タケシ :「おはよう」

オカン :「おはよう やっと起きたのね

      あんた昨日 横浜いったの?」

タケシ :「まー 色々あってね 

      あのお土産 あんま美味しくないけど折角だから」

オカン :「まぁ 食べ応えあるけどね」


そういいながら 朝ごはん 味噌汁とシャケフレークとご飯 を取る

で ネットをみて、メールを見たら


タケシ :「え? 嘘!」

タケシ :「マジか?」 

タケシ :「。。。。。まじだ やったーーーーーー!!!」


思わず近所迷惑を考えずに叫ぶ

それをじっと見てくるオカン


タケシ :「オカン 今日 昼 暇??」 

オカン :「特に予定はないけど」

タケシ :「回る寿司食べに行くから!」 

オカン :「ちょっと あんたどうしたの?」

タケシ :「一番最初のぬぺーとした面接のところ 採用だって!」 

オカン :「。。。。。。ちょっと あんた やったじゃない!」

タケシ :「スーツとワイシャツあったっけ?

      契約書関係いろいろ取りに行かないと」 

オカン :「今すぐワイシャツをアイロンするから」



そして10時に面接した会社へ

ぬぺーとした人事の人と色々 話して書類にハンコを押して終了

社内研修とかの関係で再来週からということに

新しく働く会社を出てから小瀬野に電話


小瀬野 :「おう どうしたー?」

タケシ :「ビールと枝豆と鳥皮 おごるのいつがいい?」 

小瀬野 :「明後日の夜でいいか?」

タケシ :「迎えに行く?」

小瀬野 :「現地集合でOK 6時でいいか?」

タケシ :「OK 遅れそうなら連絡頂戴」

小瀬野 :「わかった」


そして実家に戻ってオカンをピックアップして回転ずしに


オカン ビントロ トロ いくら ハマチ ビントロ ビントロ ビントロ

俺   ビントロ トロ コーン サーモン ハンバーグ ビントロ


タケシ :「明後日 小瀬野と飲みに行くから」  

オカン :「わかったーー」

              

寿司食いながら ひたすら寿司食いながら お茶飲むときだけ会話

うめー うめーー 最高にうめーー


タケシ :「仕事きまったけど 暫くは住まわせてねー」

オカン :「問題ないわよー」


その後オカンをいくつかの店に連れまわして

車なんだからってことで薬局でトレパとペーパータオルとティシュと

嵩張(かさばる)るものを買ってから実家に


丼の中にでかい肉まん

そこに中華スープをかける

そんな夕飯を平らげた後


オカン :「で あんた あした大丈夫なの?」

タケシ :「問題なし あー でもプリンターの紙と封筒あるーー」


そして辞表をプリントアウトし封筒へ

あと同じ文面をメールで 携帯から即送信できるようにしておく

そしてアパートに向かう



火曜日 朝7時 ちょいすぎ Day22  アパート

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

子供の頃の人形劇から学んだ教訓

辞めの美学は大事だと思う


昔 人形劇で 【コルニーユ親方の秘密】

という物を見た事がある 

風車で小麦粉を引いていたが工場ができて廃業に追い込まれてしまう


そして それの日本版にアレンジされた 【おじいさんのランプ】

ランプを売っていたが 電気が家に引かれて ランプが必要になくなり

廃業に追い込まれてしまう


ただ 【おじいさんのランプ】 

人形劇だが終わり方が凄くカッコ良かった


売れ残りのランプを木に吊るして 石を投げて割っていくという物

そして 最後に


「わしのやり方は少し馬鹿だったが、わしのしょうばいのやめ方は

 自分でいうのもなんだが、なかなかりっぱだったと思うよ」


やめの美学は大事なんだなーとアレで学んだっけ

でも火のついたランプを石で壊して よく火事にならなかったなー

とか 考えてはいけない


風呂に入り朝食をゆっくりとって だらだらしてたら9時に

さて 会社に行きますか 


社長出勤の10時到着


タケシ :「おはようございます」  

警備員 :「おはようございます」  


と ガードマンの兄ちゃんとあいさつ


タケシ :「申し訳ないんだけど ゲストパス もらえるかな?」

警備員 :「え? 会社の社員証もってますよね?」  

タケシ :「俺 今日でこの会社最後なんだよね

      で 帰る時 すっと 帰りたいんだよね」

警備員 :「。。。。わかりました 

      こちらに記入お願いします

      ハイ ゲストパスです」  

タケシ :「ありがとう」


そしてそのまま人事へ


タケシ :「おはようございます 八木さん」

八木  :「え? まだ休暇中ですよね?」

タケシ :「そうですよ、でもこれを渡したかったんで」


そういって 社員証、ロッカーのカギ と辞表を渡す

そしてそのタイミングで携帯からメールも送信

当然CCに自分の私用のメルアドも含んでいる

これ重要 あとで辞表もらってないとかならない証拠の為


八木  :「会社を辞めるのですか?」

タケシ :「はい 給料さげられましたんで」

八木  :「次行く場所は決まっているんですか?」


ハイキター この質問は絶対答えたらだめ、 100害あって1利なし

経験上 横繋がりの業種の場合 縁 または 規約関係で 

次行く場所を言った場合、連絡が行き

採用を握りつぶされるのを見たことがある

大抵は大丈夫なんだろうけど 

麻雀でいう 字牌を出して鳴かれる感じか 

言わないのが確実


タケシ :「ここじゃない場所です」

八木  :「教えてもらえますか?」

タケシ :「そんな義理ないですね?」

八木  :「。。。。。。。。。。。。」

八木  :「わかりました でも業務の引継ぎは」

タケシ :「休暇とってても回ってたんで必要ないでしょ

      しかも俺給料下げられ、ボーナスもなくなった無能らしいんで

      じゃー 次の予定があるんで これで失礼します」


こっちから会話を打ち切るのが凄く重要

辞める時の決定権は辞める側にあるのだから

と思ったら吉田、aka 通称 クズ上司が 走ってきて人事に乱入

八木め、テキスト吉田に送ったな?


吉田  :「おい お前 やめるってどういうことだよ!」


テキスト見てすっとんできたのか?

仕事たまってるのを俺に処理させようとか思ってたのか?

案外暇なのか?

まー どーでもいいか 辞表だした後だし


ここで にこやかに色々今までの不満とかクレームとか

ぶちかましてもいいんだが。。。

特に次の仕事が決まっている場合はそれを言っちゃいたいってのがある

これもやっちゃダメなパターン

それで次に仕事がはじまってから即首になった人とか見たことある

麻雀でいうドラ字牌を鳴かせるようなもの

悪口いいたいのはわかる だって最終日だから

でもそれを含めてすきを見せることは絶対に禁止

徹頭徹尾はなさないのが正解


タケシ :「ここじゃ なんなんで 3階の会議室いってもらっていいですか?

      トイレいった後 伺いますので」

吉田  :「お前なに言って」

タケシ :「トイレ行きたいんで会議室でまっててください!」

吉田  :「。。。わかった すぐ来いよ!」


そして俺は吉田がいなくなった後、 自販機でジュースを2本購入

そのままガードマンの兄さんに入口のドアを開けてもらう


タケシ :「ゲストパスありがとうございました 

      今日で最後なので ジュースの差し入れです

      つぶつぶ でしたよね?」

警備員 :「あっ ありがとうございます」  



そして駐車場で歩きながら

炭酸のジュースを飲みながら


タケシ :「あー 俺 ねずみになれたなーー」


車に乗って即エンジンをかける

ラジオから みゆき の♪が流れるが

違う放送局に

明るい曲がいいんだよ 今日は

そして車を運転し始めてから


タケシ :「は はははh はははははははh」

タケシ :「っはははははははははははははははh」


いやな会社を辞める時の この瞬間  

あああーやべーーー 笑いが止まらない


タケシ :「ははははははははははは」


ミラーで見てみると とてつもなく満面の笑み

これ 後で顔面の筋肉普段使ってないから痛くなるパターンだ 

でもそれがいい!!


タケシ :「つーか 吉田 会議室でまってんのかね」

タケシ :「ははははははははははははh」


次の仕事まで日数もあるし

【如く】と【神宮寺】やってもいいし

温泉行くのもいいし

あと江戸王国どうなったか様子見に行くかなー


リファレンス ネタ元 雑記 補足 隙あらば自分語り 必要ない裏技 etc


上司と大喧嘩して 数か月後 査定

あらかじめ上司が人事と談合してたらしく

給料2割下げる宣言され  

どうせなら3割下げてもいいですよと発言

ぐずぐず笑いながら本当に3割下げてきました

そのタイミングで 辞表を渡し

3割さげられた無能なので引継ぎはしませんよ っいったら

本当に酢だこの様に顔まっかにして震えてました


そして帰りの車の中 笑いが本当に止まらない

次の日 見事 顔面筋肉痛になりました

しなくていい苦労はしないほうが良い それでも

喧嘩別れは大人なら、狭い業界なら悪手です それでも

一度は ああゆう 経験しておいてもいいかなと思います


人形劇

数話に渡る話で 白いくじら が最高でした

特に音楽 と エイハブのひたすら攻撃

そして夕日を見ながらの主人公の終わり方

人形劇であれだけ出来るとは。。。

製作者もモビーディックを理解した人だと思います


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