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第31話 ロッキー山中

 デンバーの南西にある『クライマックス』は20世紀後半にゴーストタウンになってしまった鉱山町だ。その後、レアメタル価格の高騰で今世紀前半に再開発が進められたのだが、それが一段落した現在ではまた寂れつつあるという。しかも標高3400メートル以上の高地に存在する町であるので冬場となれば野生動物でさえ下山するような場所に成り下がってしまう。そんな所にこれから登ろうというのだから、まずガイドを頼もうということ事態が間違っている。それにロッキー山脈の国立公園を見物したいというのならともかく誰も近寄らないような場所をピンポイントで指定するのだ。いくら『雪山マニアだ』と説明しても誰も取り合ってくれなかった。そこでようやく見つけたガイド兼ヘリの操縦士がこの極めて金に困っているという中年男だった。

「旦那。4度目のチャレンジでやっとですな」

「この辺りは降雨量が少ないと聞いていたんだがな。思わぬ足止めだ」

 悪天候のせいでまる一日損をした。結局、準備が出来てから目的地に向かうまでに丸2日を要してしまった勘定になる。サァラ達がどういうルートであそこを目指しているかは分からないが遅れを取り戻さないとならない。その為には少々無理をしなくては…。

 目的地の位置は、はっきりしている。ここまではヘリで真っ直ぐ予定の時間内で来られた。町を越え鉱山を越え、いよいよ目的の山頂に接近する。

端末表示と肉眼で見える位置を照合しながら操縦士に指示を出す。

「もう少し右。あれだ。あそこの山頂に出来るだけ近付いてくれ」

「ええっ? そいつは勘弁!」

「何の為に2倍の料金を払っている?」

「ちょっ、ちょっと待った。横風で流されちまうよ!」

「じゃあ風の無いところを通ればいい」

「簡単に言ってくれるぜ。畜生!」

 文句を言いながらも操縦士はまるで素手で『どじょう』を掴もうとしているみたいに操縦桿と格闘する。それでも何とか山頂まで100メートルぐらいの所まで多少フラつきながらヘリを寄せることに成功した。

「よし。良くやった。ここで待機しろ。これなら何とか届きそうだ」

 ヘリをホバリング(空中停止)させておいて荷物からワイヤー発射装置を取り出す。

「旦那。それは何ですかい?」

「見れば分かるだろう。こいつを撃ち込んで……」

 説明する時間が勿体無いので早速、山頂めがけてワイヤーをぶっ放す。

 手元の発射装置から放たれたフックは、やや左に流されながらも山頂の岩になんとか届いた。先端のフックが目標を越え、向こう側へ到達したのを見計らってワイヤーを強く引っ張ってみる。

「うまく引っかかったようだな」

 そこで発射元のワイヤーをヘリの機体に固定する。これでヘリから山頂までワイヤーで繋がれた。ワイヤーはグラフェン(※1)で出来ているので途中で切れることは無い。通常、ヘリからワイヤーを伝って降下する際には到着地点の形状が問題となる。この場合は足場が不安定だと思われるので上から垂直には降りられない。なので、ここからロープウェイの要領でワイヤーにぶら下がって滑車で山頂に飛び移るのだ。

「俺があっちに降り立ったら合図をする。そしたらこれを外していいぞ」

「ほ、本気ですかい? 落ちたら死にますぜ!」

「分かりきったことを言うなよ。見れば分かる」

 こういう時は勢いが大事だ。決して躊躇してはならない。失敗は成功の母と言うが、ためらいは失敗の母だ。勿論、ここでの失敗は死を意味するからそんな悠長なことは言っていられないのだが。

 そこで操縦士に念押しする。

「頼むから高度だけは下げるな。30秒間だけでいい」

「へ、へい。何とかやってみます」

「言っておくが俺が死んだら残金は支払えないからな」

「そ、それは勿論」

 そう言って操縦士はごくりとつばを飲み込む。

「それじゃ行くぞ。じゃあな」

 と、まあ勢い良く飛び出したはいいのだが初端からガクンと上下に揺さぶられる。

ワイヤーの振動に弄ばれ、重心が上下左右に振り回される。それが思わぬ方向へ大きく持っていかれそうになり、必死で抵抗する。が、それも加速することで徐々に体勢は安定してきた。

しかし今度は風の襲来が半端ではない。目を開けるのにも苦労する。

 無謀な綱渡りは、終わってみれば長いような短いような時間だった。

ワイヤーを引っ掛けた岩場は思いの他しっかりしていて着地後は何とか立ち直ることが出来た。

 約束通りヘリに合図を送って、ヘリ側のワイヤーを外させる。するとヘリは広場で解放された犬ころみたいに嬉しそうにこの場を離れていった。実にビジネス・ライクな奴だ。


 ヘリを見送ってから改めて回りを見渡してみる。長々と連なるロッキーの山々は実に壮観で、まさにアメリカの屋根といった具合だ。空に最も近い場所ではるか彼方まで続く頂きの群れは、まるで世界の果てまで伸びる架け橋のように見える。その一方で黒と白で構成された周辺の景観は、生き物はおろか『ぺんぺん草』も生えないような不毛の地に思える。

(さてと。だいたいこの真下辺りなんだが……)

 ズルをしてきた手前、山頂でガッツポーズをする訳にもいかないので早速、行動に移ることにした。まずはこの下の状況を把握しなくてはならない。とはいえ下を覗き込んだりしたら文字通り『転がり落ちて』しまいそうなので、スパイ・インセクトを送り込むことにした。

カナブン型のスパイ・インセクトを飛ばして斜面の様子を撮影させる。

(やれやれ。ものの見事に直角だな)

 端末に送られてきた映像を見てうんざりした。

 が、しばらくして気になる箇所を発見した。

(これは……)

 そこで送られてくる映像をジイサンに転送して解析してもらう。

「どうだジイサン。やっぱり穴だよな?」

『みたいじゃの。しかし、よくもまあこんな場所に……』

「見たところ元々あった穴を人工的に広げたってところか」

 幅は8。高さは4メートルぐらいか。長方形の穴が開いている。奥行きは分からない。そこにスパイ・インセクトを近付けて中に侵入させる。が、数秒後に画像が激しく乱れ、反応が途絶えた。

『かなり強力な電磁波が出ておるな』

「やっぱりここが発信元か」

 この一帯に電磁波が出ているのはヘリからも確認出来た。やはりその中心はこの穴のようだ。

「さてと。それじゃ中に入るとするか」

『これだけ強い電磁波だと遠隔で監視システムを麻痺させるのは難しいぞ』

「分かっている。ま、わざわざこんな所まで来た来訪者を門前払いするようなことはないだろうよ」

 今立っている場所は位置的には穴の真上にあたる。だが、この辺りは穴のある斜面より3メートルほど出っ張っているのでこのままワイヤーを伝って降りても穴には入れない。となるとワイヤーにぶら下がり、勢いをつけて振り子の要領で穴に向かうしかない。

 頂上の岩に引っ掛けたワイヤーを頼りに下に30メートルほど降りる。ここまでの傾斜角は80度ぐらい。つま先で雪を払えば足元は何とか確保できた。問題はここからだ。

この先5メートルでこの斜面は出っ張りの頂点に達し、切り立った形になる。そこからさらに真下に6メートル、穴までの距離が3メートルとして必要な長さは…。

(12メートルちょいあれば足りるか)

 ワイヤーの長さを設定して縁の部分までの5メートルを慎重に降りる。ここはもう直角に近い。よく中途半端な高さの方が怖いとは良くいうが足元にこれだけ巨大な空間が口を開けて待っていると逆に現実感が無い。遥か下方の雪も岩肌も何かの模様にしか見えない。まったく『笑うしかない』ような高さだ。

 出っ張りの縁に留まって穴までの距離を肉眼で確かめる。

(結構、あるな……)

 これは相当、勢いをつけなければ届かない。3倍速で岸壁を蹴って、その反動で穴まで到達したいところだ。出来れば一回で決めたい。こんな場所でブランコをするのはごめんだ。

「さて。それじゃ……」

 大きく息を吸ってから壁を強く蹴る。と、同時に身を宙に放り出す。

 岸壁からダイブ。そしてワイヤーに引き戻される。

 真下への重力と振り子になった時の遠心力と続けざまに強い力に翻弄される。

(今だ!)

 ワイヤーとの接続部分を外す。が、離すタイミングが遅れた!

(しまった! 穴まで届かな……)

 距離が足りない!

 穴が頭上にヒュウと逃げようとする。それを捕まえようと必死で手を伸ばす。

(痛っ!)

 辛うじて左手の指先を引っ掛けた。

 右手を上げて両手でぶら下がる。穴の下にへばりつくような格好になってしまった。そこから懸垂の要領で身体を引き上げ、ようやく穴の中に潜り込むことが出来た。

(やれやれ。思ったより難しかったな……)

 クロック・アップは反応速度を高める能力ではあるが、時間を止められるわけではない。なのでこのような曲芸には向いていないのだ。こうしてみると『ターザン』という職業もなかなかのものだ。


 穴の中は思ったよりも広く感じた。

 一見すると大きめの地下室のように見える。4×8メートルの室内サイズは穴の大きさと変わらない。ただし奥行きは結構ありそうだ。

 中央部分にレールが敷いてあるのが目に付いた。丁度、入口から穴の奥に向かうような形になっている。

(これは何のレールなんだ?)

 光の届く範囲には何も見当たらない。そこでマルチ・スコープを暗視にチェンジする。

(これか!)

 直径3メートルほどのアンテナの存在を確認した。

「ジイサン。見えるか?」

『……ああ。しかし……ちょっとなぁ』

「何だ。その微妙な反応は」

『思ったより貧相じゃの……』

「確かにな。それに場所が悪すぎる」

 ここは衛星と交信するアンテナの設置場所としては大いに問題がある。余計なお世話かもしれないが仮にこのレールぎりぎりにアンテナを前に出したとしても、この穴倉から放射できる範囲はかなり制限されるのではないかと思う。衛星からの通信を受けるにしても同様だ。

(しかし、こんな『ちゃちな』アンテナで6機のクロウリーを本当にコントロール出来るものなのか?)

 アンテナの後ろに回ると何やら機械やら配線だかがゴチャゴチャと入り組んでいる。それらは一塊の物体として台車の上に鎮座していた。その台車を支える車輪がレール上を移動することでアンテナを出したり引っ込めたりする仕組みになっているようだ。今のところ活発な動きはみせていないが…。

『それにしても静かじゃな。監視システムも作動しておらんぞ』

「ああ。トップ・シークレットという割には守りが薄いな」

 幾らこんな辺鄙な場所にある中継基地だとはいえ、国家機密に関わる施設を軍が守っていないはずが無い。

『あの娘っこ達の仕業かの?』

「多分な。この様子じゃ、あらかた片はついているんだろう」

『だが、奥に進む時は用心はしろよ』

「分かっている」

 アンテナを搭載した台車裏の先は壁になっている。この穴倉はそこで行き止まりという格好だ。が、この壁は自然の物ではない。それに大きな穴が開いていてアンテナ台からのケーブルがその中に続いている。

(……別室があるようだな。この裏か?)

 暗視カメラでは色合いがよく分からないのだが壁の右手に扉らしきものが見える。

「あそこから中に入れそうだ」

 思った通りそれは内部に繋がる扉だった。

 扉を開けて中に入る。

(これは……元々は坑道だったのか?)

 扉を出ると左手が縦横2メートル程のトンネルになっている。アンテナが設置されていた穴とは垂直になるような方向だ。ざっくりと切り取られた壁面は出っ張りがそのまま放置されていて洞窟を連想させる。足元も成らされている程度で数メートルおきに膝ぐらいの高さに照明が設置されているが油断すると躓きそうだ。

(この先は少し下がっているようだな……)

 アンテナ部屋から出た扉を起点に通路が続いている。一本道をしばらく進むと左右に扉が幾つかあるのに気付いた。

(他にも部屋があるのか……)

 一番手前にある扉を開けてみた。

「……動力系か」

 最初の部屋は発電装置らしき物体が並んでいた。ここは活発に動いている。続いて幾つかの扉を試しに開けてみることにした。

 食料倉庫、燃料倉庫、宿直部屋等、それらしき施設が揃っている。そして奥まった所に大きな扉があった。ここがこの秘密基地の重要地点であることは直ぐに分かった。なぜなら入口付近に何者かが転がっていたからだ。幾ら寝相が悪いからと言ってこんな所で横になっていたら流石に風邪をひく。

「これは軍の防寒具だな」

『じゃの。こりゃあ、やっぱり……』

「ああ。ここに違いない」

 早速、扉を開けて中に入る。

「この部屋は一際大きいな」

 天井はそれほどでもないが明らかに他の部屋とは一線を画する。一見すると昔の図書館のように棚が整然と並び、本の代わりに大量の機械がぎっしり詰め込まれている。薄暗いことに変わりはないが大量の機器が発する様々な色の光がイルミネーションのように光っている。

 部屋の奥に足を踏み入れる。そこにはシナプス社の地下で見たメイン・コンピューターの4倍はあろうかという巨大な装置があった。遠目にはここに明かりが集まってきているように見える。

(……やれやれ)

 背後に人の気配。直ぐにわかってしまう。とっくに引退したと思っていてもこればかりは抜けきらない癖だ。

 立ち止まり、前を向いたまま話しかける。

「よお。久しぶり」

 返事は無い。

「その物騒なものを下げてくれないか? 自己紹介は前にしてあるはずだが」

 少し間が空いて後ろから返事がきた。

「そうね。機械を傷つけても困るし」

(冷たい言い方だ。なら、他の場所でなら撃っても構わないということか?)

 近くにあった機器のガラス面でサァラが銃を下ろすのを確認する。

「何時ここに着いた?」

「……5時間ぐらい前かしら」

「君達はどこから入った?」

「エレベーターよ。場所を探すのに手間取っちゃったけど」

「何だ。それを知っていれば苦労しなかったのに」

 そこで振り返って文句を言うとサァラは澄ました顔で答える。 

「残念ながら今は使い物にならないわ。全部破壊しちゃったから」

「ああ、なるほど」

「そういう貴方はどちらから?」

「上から」

「そう。ご苦労様。で、なんでまたこんな所にわざわざ……」

 そこまで言ってサァラが首を竦めた。何か思うところがあるのだろう。

「仲間はどうした? まさか君一人じゃあるまい」

 するとサァラはチラリとメイン・コンピューターを見やった。

 その方向にはコックピットかと見紛うような装置の中心に椅子が三つ並んでいる。その中央に誰かが座っているのは判別できた。だが、何かおかしい。ぴくりとも動かないのだ。

(……妙だぞ?)

 椅子に近付いて確かめようとした。そして……絶句した。

(こ、これは……)

 真ん中の椅子には少年が座っていた。それはB国でサァラ達が森を脱出する際にヘリを操縦していたメガネの少年……のように見える。が、少年はメガネを外していた。

 サァラに問わずにはいられなかった。

「何だこれは! 君達はいったい何をやらかそうとしている?」

 てっきり彼がこの装置を操作しているものだと思っていた。しかし、彼は椅子に座ったまま人形のように動かない。その両腕は操作パネルの上に置かれてはいるものの微動だにしない。それと対照的に彼の前に展開する複数のモニターは、次々とウィンドウを開閉しては数列やら文字列を表示しては消え、何かの作業を猛然とこなしているように見える。

 正直言って目を背けずにはいられなかった。彼がどのような手段でこれらの機械を動かしているのかが一目で分かったからだ。

(……なるほど。ジイサンが敵わないわけだ)

 ツルツルに剃りあげられた少年の頭部はまるで蜘蛛のように見えた。

少年の後頭部やこめかみから出るケーブルが操作パネルに直接、繋がれている。恐らく彼は目や手を使って操作をするのではなく、ダイレクトに脳波を使ってコンピュータにアクセスしているのだ。

「彼の特殊能力よ」

 サァラが呟いた。

「ああ。チャンから聞いたよ。大統領の尻の穴を焼き払ったとか」

「その気になれば誰でも暗殺できるわね」

「なっ! 本気か?」

 確かに今ならそれが可能だろう。目の前には世界最高のスパイ衛星クロウリーの中枢がある。何人たりともこの『目』から逃れることは出来ない。一生、建物の中で過ごすのならともかく、外に出る限り必ずその正確な居場所を特定されてしまうだろう。それに加えてこの少年のハッキング能力を発揮すれば…。

「まさか君等の狙いはそれなのか?」

 サァラは腕組みしながらじっとこちらの目を見る。そして淡々とした口調で答える。

「まさか。そんな無意味なことはしないわ」

(無意味だと……だったら彼女は何を?)

 サァラはモニターを眺めながら呟いた。

「この国は必要以上のものを求めすぎてる。エシュロン(※2)という『耳』を持ち、その次はクロウリーという『目』を作った。神にでもなるつもりなのかしら」

「耳、目ときたら次は口を出したくなるんじゃないか?」

「口じゃなくて『手』なら出してるわ。昔から」

「確かにな」

 思わず苦笑する。彼女が言うように、この国は昔から軍事力という『手』を持ち余している。そんな国が神のような耳や目を欲することに何の意味があるのか…。

 その時、慌しく何者かが駆け込んできた。

「サァラ! 来たよ!」

 振り返ると見覚えのある顔。というより一度見たら忘れないその風貌。それは『ダァシンシン(ゴリラ)』と呼ばれていた少年だ。

 少年は何やら大げさな銃器を手にしている。

「ヘリがこっちに向かってる! 奴らだよ。きっと!」

 少年の言葉にサァラが反応する。

「分かったわ。応戦する」

 到着して早々にまた騒がしくなりそうだ。




※1「グラフェン」… 炭素原子が蜂の巣状のシート構造になっている素材。カーボンナノチューブ以上に軽くて丈夫であるので現在は軌道エレベーターにも使用されている。


※2「エシュロン」… アメリカを中心とした参加・協力各国が運営する通信傍受システム。世界中のあらゆる電波を傍受、情報を分析しているとされる。その歴史は古く20世紀に遡るがその全貌は公にされていない。2043年に大幅なシステム改善がなされたといわれる。


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