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その0 初めての高校生活

この小説は、『私立相馬学園』に、大幅な加筆・修正を加えたものです。

前作とは微妙にストーリー内容・設定等が違う場合がございますけど、ご了承ください。

4月。

それは、始まりの時でもあり、出会いの時でもある。

新しい場所、新しい時、新しい人……。

その中で、心すらも新しくなる。

この日、私立相馬学園にも、新入生がやって来た。

生徒達の大半は、これから訪れる新しい学園生活に期待を膨らませていることだろう。

その学園の新入生の中に、木村健太もいた。


「うん、無事に入学式も終わったな。これから高校生活が始まるんだ」


外に咲く桜の木を見ながら、健太は呟く。

彼は、この小説の主人公であり、短く黒い髪の毛で、眼は黒くパッチリとしていて、背が結構高い男子生徒である。

出席番号は、13番


「よう健太。やっぱり同じクラスになったな。俺の言った通りだっただろ」


彼は、健太が小学生の頃からの古い親友である、出席番号12番、海田吉行。

彼健太同様の黒い髪だが、ちょっと長めで、背が少し低い。

吉行の最大の特徴は、人懐っこい所にある。

健太とも、中学校の時に知り合って、すぐに仲良くなったらしい。


「なぁ吉行」

「なんだよ」

「僕達高校生になったけど、なにかやりたい事でもある?」


吉行はちょっと考えて、















「うーん、オンラインゲームのオールコンプリートかな?」

















と言った。


「そんな事、高校生じゃなくても出来るだろ。その前に自分のパソコン買ったら?」


そう、吉行はパソコンを持っていないのである。


「うう、お前そんな事言うなよ」


核心をつかれた吉行はちょっと暗い顔をした。

そんな時、















「あの〜、ちょっと空けてくれませんか?」















「!あっ、すみません」


健太はその女子を見て、固まった。

その女子は、金色の長髪で瞳が青い、ハーフの女の子だった。

健太がちょっと横に動くと、


「ありがとう」


と、笑顔で答えた。

彼女の名前は相沢かなえ。

後に健太と知り合うこととなる。

出席番号は、1番。

かなえは、健太がどいた道から、窓際の先頭の方に座った。

その様子を最後まで見ていた健太に、


「おっ、早速一目ぼれか?」


吉行がちょっかいを出してきた。


「いや、別にそういうなんじゃ……」

「まぁ、ちょっと美人だよね」

「そうだね」


健太と吉行は同意する。


「ところで健太、お前ってやっぱり高校になったから、恋愛とかするのか?」

「いや、どうなんだろうね」


突然の吉行の質問に、健太は少し考えながらも、そう答えた。


「何だよ連れないな〜」


吉行は悪態をついた。


「いや、別にそんなのは高校生活を過ごしてみないと分からないでしょ?」

「……まぁ、確かにな」


そんな会話をしていると。


「お〜い、席に着け〜」


と、若い感じの先生が入って来た。

今度から、健太たちの所属する1年B組の担任をやることになる、外川隆平である。


「じゃあ、HRを始めるぞ」


そして、高校生活最初のHRが終わった後、健太達はそれぞれの家へと帰って行った。

















まず最初に、お久しぶりです!!

そして、すみませんでした。

この小説を蔑ろにしてすみませんでした。

これからは、週一回のペースで更新できたらなと思ってます。

なので、これからもどうかよろしくお願いします!!

……というか、早速サブタイが変わってる。

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