……死ぬかと思ったよ……
夏祭りの次の日の朝、僕はベッドで寝ていた
「うみゅぅ……んぁ?あさかー……」
まぁ、いつものように起きる
いや、ちょっと頭がくらくらしてる……
今日は目覚めが少し悪かったけど夏休みだからって生活のリズムはあまり変えないで生活できていた。もうすぐ学校が始まるけど学校いくのもそんなに苦じゃないかもしれない
「……?なんか、濡れてる……!?」
僕は慌てて確認する
「あっ……なんだ血かー、漏らしてなくてよかーーって血ぃ!?」
えっ!?えっ!?ど、どゆこと!?
死ぬ?死んじゃうの!?
「あわっ!あわわわ!と、とりあえずマーー」
「どうしたの!?ルナちゃん!?」
「早すぎるわ!?」
呼ぶまえにきたよっ!?
あっ……もしかしたら声が聞こえてたのかも……
「……そういうことね、とりあえずお風呂入って着替えましょうか」
「……死なないよねぇ……」
「死ぬわけないじゃない、大丈夫よ」
僕はお風呂に入りに行った
◆ ◆ ◆
「えっ?『しょちょう』……?」
「そうよ、今日はお赤飯にしなくちゃ」
えっと……なんで赤飯……?それとしょちょうってなに?
「ママ、しょちょうってなに?」
「女の子の日を初めて迎えたってことかしら」
……おんなのこのひ……ってあれかっ!
ってことは……あぁ……男の僕が揺らいでいく……
◆ ◆ ◆
その日の夜ご飯は赤飯だった
なんで赤飯なのか聞いてくるパパは無視したよ無視っ!
デリカシーないんだから……
とりあえず、約1ヶ月単位でこれがくるのかぁ……
はぁ……怠いなぁ……
とりあえず、ママがそういうための品を買ってきてくれて
ほんとうにありがたいです……ありがとう
で、これがきたからっていうわけじゃないけど、これからのこと考えてみようかな……久しぶりの開催!ルナのためのルナによるセルフ相談会!……なんか、すみませんでした……
無理にでも気分あげないと暗くなっちゃったとき大変だから……結構引きずるタイプだからね……
たぶん僕は奏のことを意識してるんだと思う……で、でも!あくまでたぶんだからね!?昨日は好きとかーーいや、好きなのは好きだけどーー恋してるとかーーいやまぁ、照れない訳じゃないけれどもーー言っちゃったけど、あれは場に酔ってたとかだからね!?
まぁ、好きだと仮定して……このまま好きでいていいのかな……
僕はもともと男だ、なら普通と違うのかな……?いやいや最近はそういう人も受け入れられてきてるけれども……僕はその枠組みに収まるのかな……?
それに、奏に迷惑じゃないかな……?奏は前の僕を知っているから……さけられるかもしれない……
そもそも、僕は恋愛なんてしたことない……いや、興味が無かったからここら辺のことはよくわからないんだよね……自分で考えようとはするけど答えが出ないし、今の状況をまとめてるだけだからね……
奏のことは奏に聞くしかない……
でも、僕のたぶん初恋なんだと思う……ま、まだ恋だってわからないけどね……
この初恋(とりあえず仮定した)を大事にしたい
もし、これを伝えたとして
それで奏との関係が崩れたとしたら……
考えるだけでもいやだ、そんなのいやだ
奏と離れたくない……
だって僕を受け入れてくれた人なんだもん
僕が家族以外に一緒にいたい人なんだもん
離れたくないし、嫌われたくない……
結局このまま進展しなさそうなので
「んぅっ!ねりゅ!」
……噛んでしまったよ……
誰にも聞かれていないけど恥ずかしいのでその日は頭まで毛布をかぶって寝た
今回は後半の場面をほぼほぼ打ち込んだら消さずに書いています。なので、読みにくいところがあると思います……すみません。あとで、修正をかけるかもしれません
少しお話を変えて
この連載を始めて約1年が経ちました
ほんとうに不定期で進行もちょっとずつで途中に全く投稿も更新もしていない時期がありましたが、こうして続けていられるのも読んでくださりありがとうございます!
あと、最近のことですが総合ポイント300を越えました!ブックマークして頂いている方、評価をくださった方、感想を送ってくれた方、読んでくださっている方、皆さんのおかげです!ありがとうございます!これからも楽しみながらがんばります!