四人でおしゃべり
昨日は身体測定だった。今日はスポーツテストだはっきりいって僕は運動が苦手だったしいまもそうだと思うだから早く終わってほしい…
「ルナちゃん、ぼーっとしてないでいこうよ」
「ああ、ごめんねいこうか」
僕は今環ちゃんと一緒だ、奏と宏樹君は男子だから(僕も心は男子)別行動だ
「まずは、持久走にしようよ」
「うん、わかった」
◆ ◆ ◆
「はひ……は……はあ…」
僕は持久走を終えてグラウンドの隅にすわっていた
「ルナちゃん、大丈夫?」
環ちゃんが聞いてきた
「はあ……だい…じょ…ば…ない…」
「大丈夫じゃないんだ…」
「…うん……」
僕は自信満々にこたえた
「体力ないのに自信もたれてもね…」
「あはは、もう大丈夫、ありがとう環ちゃん、次いこ?」
僕たちはスポーツテストを進めていった
◆ ◆ ◆
僕たちはスポーツテストを終えた
結果をいうと多分環ちゃんは平均くらい、僕は確実に一番下の成績だと思う
「あっ!ルナ!やっと終わったのか」
「あれ?奏、宏樹君待ってたの?」
今日はスポーツテストを終えた人から帰っていいからもう帰ってると思ってたよ
「ああ、これからみんなでどっかいかないか?」
「え?いいけど…宏樹君と環ちゃんは大丈夫?」
僕は二人に聞いてみた
「全然大丈夫だよ!」
「…んっ…問題ない…」
うん、大丈夫だってよかった
「じゃあどこ行く?」
「うーん…『ウグイス』でいいか?」
えー…?僕と奏だけだったらいいけど四人で行くとこかな…?
「え?『ウグイス』って喫茶店の?」
「そうだけど、環ちゃん知ってるの?」
「うん、宏樹に教えてもらって」
へぇ、あそこって意外と有名なのかな?
「まじか、二人とも知ってたのか…あそこ前、店長が客がこないって嘆いてたから新たな客をって思ったんだけどな」
うわ~♪こんな偶然もあるんだね
「…最近、いってなかったけど…結構好きだった…」
「そうか、じゃあ『ウグイス』でいいか?」
奏が聞いてきた
「いいよ~♪」
「…意義、なし…」
「二人がいいなら」
「じゃあ、行くか」
僕たちは『ウグイス』に向かった
◆ ◆ ◆
「それにしても体力ないな、ルナ」
「うる、さい…」
僕たちはやっと『ウグイス』に着いた
「ルナちゃん、そんなに体力なくて中学の体育とかどうしてたの?」
「え?普通にしてたよ?ね、奏」
「ああ、普通にすぐに息きれてたよな」
「…それでも、体力、つかなかった?」
「ついてたらよかったけどね…」
それが残念、つかなかったのです。まあ、性別がかわって一気に減ったきもするんだけど…
「そういえば宏樹、お前、俺たちといるときと発表とかのときでしゃべりかた変わるよな」
「…うん、発表は、しっかりしないとだから…」
じゃあどうしていつも発表みたいにしないのかな?
「じゃあいつも発表みたいにできないのか?」
あっ、奏も同じこと考えてたよ
「いや、できるけど面倒くさいし…つか、れる…」
疲れるって…今も疲れたし面倒くさがったよね
「そうなんだね、あっ、皆何にする?」
僕はメニューをとってきいた
「俺はカプチーノ」
「私は…ミルクティーにしようかな」
「…ホットココア…」
僕はメニューをみてみんながいったのを確認する
「奏、カプチーノなんてないけど…」
「ああ、頼めばでてくるから」
奏はどれくらいここに来てるんだろ…まあ、どうでもいいか
「すみません、注文いいですか?」
僕は近くの店員さんをよび
「えっと…ミルクティーとホットココア、カプチーノ、オレンジジュースを一つずつお願いします」
「はい、ミルクティーと、ホットココア、カプチーノ、オレンジジュースを一つずつですね。わかりました」
店員さんが離れると
「ルナちゃん、オレンジジュースすきなの?」
「う、うん…子どもっぽいかな…」
「全然大丈夫だよ!」
「え?そ、そう…」
それからも僕たちは会話をたのしんだ