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女の子になっちゃったけど…  作者: 拙
一学期
11/44

部活動勧誘会《2》

先日投稿できなかったので、本日投稿です!

「今日はもう、帰ってもいいが、各部活動で勧誘活動をしているから、見てみると、いいぞ。この学校は同好会含めてそういうのが多いから、楽しめると思う。じゃあ、これでホームルームはおしまい、解散!」


その、先生の一言で教室の生徒たちは動き出した


「じゃあ、僕たちもいこうか」


僕たちはまず、体育館に向かう


「わー、人いっぱい…」


そこには、本当にたくさんの人がいた


「ルナ」


奏が、手を出してくる


「え?どうしたの?奏」


「いや…ルナが迷子にならないよう手をだな」


みんなの前で手をつなげと?そんなの恥ずかしいし、僕はそんなに子供じゃないよ…


「別に、大丈夫だよ」


「そうか?でも…」


「じゃあ、環ちゃん、宏樹君、奏いこ?」


そして僕たちは人混みのなかに入っていった


   ◆   ◆   ◆


「どうしよう…」


僕はみんなと離れてしまった


「あっ、携帯…カバンだったな…」


学校じゃ使えないからカバンにいれたままだった…


それにしても、


「これ、どういう状況?」


なぜか、僕の周りに人がいない…いや、いるけど、僕の周りに結界が

あるみたいに近づいてこない…でも、なんか見られてる…どうしたものか。まあ、探してみるか…


   ◆   ◆   ◆


~奏視点~


ヤバい、ルナとはぐれた


「環、宏樹、一旦教室に戻っててくれ」


「奏さん、私達もさがしますよ?」


環がそう言ってくれるが、


「分かれて探すとまた集まるのが大変だし、三人で探そうにも、人が多い。だから、もしルナが教室に戻って来てたら連絡をくれ」


俺は環と、宏樹に言いルナを探し始める


「まだ、遠くまで行っていないはず…」


さすがにこの人数のなか、一人を探すのは難しい、だが…ルナは実際探しやすい。ルナは視線を集めるし、小さいからな


「ルナー、どこだー」


とりあえず、来たルートを戻っていく。すぐに見つかるといいんだが…


「あー、いないか…」


そのとき、宏樹から、電話が来た


「もしもし、ルナ、教室に来たのか?」


『奏さん、ちょっと手上げてください…高く…」


「ん?ああ、こうか?」


俺は宏樹の言葉に疑問を持ちながらも手を上げた


『ありがとうございます…奏さん、そこからバレー部が、勧誘してるの見えますか?』


「あ?まあ、見えるが…」


『そこら辺にルナさんがいます』


「え!?あ、ありがとう…ってもう切ってるし…」


俺は宏樹に言われたところに向かってあるいていく


宏樹、教室いってたんじゃないのよ…


少し歩くと、変な人混みができていた、あれか…


「ルナ!」


   ◆   ◆   ◆


~ルナ視点~


うーん、誰も見つからないよ…でも、まさかはぐれるとは…

というか、なんでそんなに僕のことみるの?なんか写真撮ってる人もいるし…この状況結構怖いな…


「ルナ!」


「え?奏?」


あっ、奏発見。いや、発見されたのか…まあ、助かったよ


「………」


「え?ちょっと、奏?引っ張らないで…」


僕は奏に引っ張られ、教室に連れていかれた


「あっ!奏さん、ルナちゃん見つかったんだ」


そこには、環ちゃんと宏樹君がいた


「えっと…心配かけてごめん…」


「もー、ルナちゃん心配したんだからね」


「心配した…」


「ご、ごめん…」


環ちゃんと宏樹君はそう、言ってくれる。奏は…


「やっぱり手をつなぐべきだった…」


もう、奏だめになったんじゃない?


「いや…僕、子供じゃないんだから…」


「でも、迷子になってたじゃん」


「うっ!そ、それは…なんか、周りの人に流されちゃって…」


「じゃあ、なおさら手をつながないとな」


えっ!?なんで、そうなるの!?

僕は環ちゃんと宏樹君に目線を送ると


「ルナちゃん、これは仕方ないんじゃないかな」


「諦める…」


えー…仕方ないのかな…?


奏が手を差し出してきたので、僕は仕方なくその手を握った


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