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女の子になっちゃったけど…  作者: 拙
一学期
10/44

部活動勧誘会《1》

ブックマーク、評価ありがとうございます!

「う~ん…眠い…」


「ルナちゃんだめよ、寝たら」


僕は、朝早くにママに起こされました。そして、今僕は朝ごはんと今日のお弁当を手伝わされています…


「ルナちゃんも、卵焼きぐらいなら作ったことあるでしょ?」


「あるけど…下手くそだよ?」 


「何回も作っていれば慣れるわよ」


これから僕は、何回も作らされるのでしょうか…

僕は、仕方ないので、卵焼きを作り始めた


   ◆   ◆   ◆


「…味はいいんだけどね…」


卵焼きを食べながら僕はぼやく、なぜなら、形が崩れてしまったから…はぁ…


「ルナちゃん、そんなに落ち込むことかしら」


うん、まぁ、家庭ではどうでもいいことだよね。でも、一回やってみたら、普通にできるくらいにはならないと僕は気が済まないよ…


僕は、朝食を食べ終え学校に行く支度をして


「いってきます」


出発した。


「よし、頑張るぞ~!」


学校までは50分もかかる。今日はママのおかげで早く起きれたからまだ、結構余裕がある。朝ごはん作るのいいかもしれない…


「あっ!猫!!」


猫、発見!かわいい~♪

あっ、いっちゃった…まぁいいか


なにかあるかな~♪視線が低くなったから新鮮な感じがするよ。

そう、視線が低くなった…はぁ…身長が…


「ルナ、テンションの浮き沈み激しくないか?」


「か、奏!いつから、いた…、見てたの!?」


僕は結構、慌てている。えっ…全然気づかなかった…


「ルナが、頑張るぞっていった少し前から」


「それって最初からじゃん…なんで声かけなかったの?」


意気込んだ少し前からって、家から出てきてからだよね。偶然だよね…


「なんか、可愛かったから。それと、あれくらいだったらきにらならいぞ」


「あれくらいだったらってなんのこと?」


「ん?卵焼きのこと」


「そ、そう?って、なんでしってるの!?」


少し前からって家のなかからとかじゃないよね!?


「ルナのお母さんが写真撮ってくれたんだよ」


ま、ママ~!なんでそんなの撮ってるの!?


「いいなー、ルナ、今度作ってよ」


「やっ!まだ下手くそだから…」


「いつでもいいからさー、お願い!」


えー…奏なかなか折れてくれない…


「そんなに食べたいの?」


「食べたい。ルナの手料理。とても」


なんでそんなに食べたいの!?ああ、もう、めんどくさい…


「はぁ…わかったよ。今度ね…」


「よし!今度だな!」


今度って言っただけで喜んでる…なぜ?


「そういえば、今日午後から部活動の勧誘あるけど…奏なにかはいるの?」


「ん?ルナはどうなんだ?」


「え?入らないつもりだけど…」


「じゃあ、俺も入らない」


じゃあってなんだよ…じゃあって


「ふーん、でも奏、中学で陸上やってなかった?」


「やってたけど、今は、違うのに時間かけたいから」


「へー、そんなの出来たんだねー」


「ああ、少し金がかかるけどな」


「お金がかかる?奏、なにやってるの?」


「秘密ってことで」


秘密って気になるじゃん…でも、教えてくれそうにないし…


「そういえば、ルナ」


「ん?なに?」


「ルナって、女の子になってからさ」


「なんか変だった?ああ、奏は男の頃知ってるから違和感がとか?」


僕は軽く予想を言ってみる


「すごく可愛くなったよな」


「ふぇ!?見た目のことでしょ?変なこといわないでよ…」


なんで、急にそんなこと言うのさ!恥ずかしいじゃん…


「いや、見た目もそうだけど、今の、恥ずかしがってうつむいたり、なにか聞いてくるときにたまに、首をかしげるところとか、いろいろと」


えっ!?そんなことしてた!?


「あっ、ルナ、猫の動画みんなに送っていいか?」


「え?猫?そんなの勝手にすればいいじゃん」


なんで、僕にそんなのきくの?まあ、それより


「いろいろってなに!?全部、教えて!直すから!!」


「えー、どうしようかな~」


「教えてよ~!」


   ◆   ◆   ◆


僕は奏と学校についた。


え?あれからどうなったか?それは…


「ルナ、アメ美味しかったか?」


はい、アメで餌付けされました


「うん!おいしかった!」


しかし、アメってこんなに美味しかったのか…


それはそうと、僕は靴を履き替えようと、下駄箱をあけ…


「ん?ルナ、靴履き替えないで、なんで下駄箱閉めたんだ?」


「奏、僕ちょっとスリッパ借りてくる」


僕は職員室にいこうと…


「待った、ルナ、上履きあるだろ?」


「あー、なんか見たら入ってなかった」


「いや、昨日履いてただろ…それに、なかったとしても靴入れるよな、ルナ、誤魔化すな」


「うぅー…これ……」


僕は諦めて下駄箱をあけ、なかに入っていたものを奏にみせる


「ん?これ、ラブレター…それがどうした?」


「ど、どうしたって、これ、男の人からだよね…」


「まあ、普通に考えたらそうだな」


「奏、捨ててもいいかな?」


「なんで?…あー、そういうことか…いやだったら捨ててもいいんじゃないか?」


「うん!捨てる!」


実は、というか僕はラブレターに少しトラウマが…

前の告白も、手紙で呼び出されたんだよね…


僕は上履きに履き替えて、奏と一緒に教室に向かう


「あっ!環ちゃん、宏樹君おはよう」


「ルナちゃん、おはよう♪」


「おはよう…」


環ちゃんは元気だな、宏樹君は元気ない?


「あー、ごめんね?ルナちゃん、こいついつもこんなんだから」


「…こんなんって……」


「あっ!」


急に奏が、声をあげた


「どうしたの?」


「ルナにおはようっていわれてない…」


あー、そういえばそうだったね…


「奏は朝から僕のこと見てたからいいじゃん」


「それとこれとは、別!」


「…おは」


僕は言っている途中でめんどうになってきて省略


「ルナちゃん、ルナちゃん」


「ん?どうしたの?環ちゃん」


「私は、奏さんが朝からルナちゃんを見ていたって言うのがきになるな~」


え?そんなこと?

宏樹君もうなずいている


「えっと…家から出て、歩いてたら声をかけられたんだよ」


「ん?それって朝から見ていたってことになるの?」


「ああ、奏は最初から見て楽しんでたらしいから」


まあ、ただそれだけだけどね…


   ◆   ◆   ◆


「はぁ…やっとお昼だ…」


「ルナ、一緒にごはんたべるぞ」


「あっ!私も~!」


と、言い二人と宏樹君は机をくっ付けてきた


「いいけど…奏、他の友達はいいの?」


「ああ、大丈夫だ」


大丈夫だったらいいか


「ルナちゃん、午後の部活動勧誘みんなで一緒にまわらない?」


「うん!いいよ」


僕もみんなといきたかったし


「そういえば、たまきちゃんと宏樹君って、中学でなにか部活やってたの?」


「やってなかったよ。私の宏樹も。私は高校でも、やらないかな」


「…僕も…やらない…」


へぇ、じゃあこのみんなで帰宅部か…一緒に帰れるな♪


「ルナちゃんは?」


「僕も、入らないつもりだよ」


僕はそう答えつつ、自分で作った卵焼きを食べようと


「ねぇ、奏、そんなに見られると食べづらいんだけど…」


「ルナ、それってルナが作ったんだよな…」


もしかして、たべたいのかな?


「仕方ない…、奏、はい」


僕は卵焼きを箸でつかんで奏にむける


「え?いいのか?」


「いいよ、別に、早く食べないと、あげないよ?」


「あっ!食べる、食べ、っ!」


奏が早く食べないから、口に押し込んでやりました


「どう?美味しい?」


「おう、美味しい。って、ルナ!なにするんだよ」


「奏が、早くたべないからだよ~♪」


僕はお米を食べて、そう言った


「それにしても、良かったのか?」


「え?卵焼きのこと?別に朝食べたからいいよ」


「そうじゃなくて…箸、それ間接キス…」


あっ…やっちゃった…男の気分でやってしまった…恥ずかしい

僕はうつむきながら、


「…忘れて…」


「お、おう」


僕と奏の間に気まずい雰囲気がただよった


部活動勧誘会まで、いきたかったです…

朝の描写から書いてると、長くなりますね…

まあ、皆様の作品より短いのですが

それに、会話を始めると、どこで終わらせたらいいのかわからないという謎の現象が…

まあ、話が合う人とは軽く1時間は会話できるけど、基本的に他人が苦手という面倒な拙の性格ですがね。

なので、思ったより完結まで、時間がかかりそうです。まあ、それでも、完結まで、絶対書ききりたいと思います。


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