不思議な夢
はじめまして
初投稿です
感想や誤字脱字があれば
おしえて下さい
僕は真っ暗な空間にいた
「えっ?…あ、夢か…」
すこし焦った、だってなんかいきなり暗くなった感じだったもん……
「ん?なにあれ……」
なにか白いのがいる
「光ってるのかな」
なぜかそれに向かって歩いていた
「あれは……手?」
その、白い物体がはっきりと見える位置で僕は止まっていた
「うわっ……不気味……」
小さな声で呟く
すると手がこっちを向いた
「え?……って、ちょっと!?」
急に手が飛んで来ました!
「な、なんで!?」
僕は全力で走ります
後ろを見てみると
「ひぃっ……」
手が二つに……しかも腕まであります
「もういや~!!」
僕は走ることに集中します
◆ ◆ ◆
「はぁ……はぁ……もう、だめ……」
息が切れながらも走り続け
僕は後ろを見ました
「ふぇ?い、いない……?」
光る腕、なくなってました
「た、たすかった……!?」
訂正します、なぜか前にいました……
さらにその光は人の形にまで大きくなっていました
「ひぃっ!……ふぇ!?」
また走って逃げようと後ろを向くと抱きつかれる感じで捕まってしまいました
僕は必死にもがきますが
なぜか力がぬけて抵抗できなくなっていき
「あっ…」
意識を保てなくなりました
◆ ◆ ◆
「うわぁ!」
僕はベッドから勢い良く起き上がりました
「………」
そうだったあれは夢でした
でも、まだ怖いです
時計を見るとまだ起きるには早い時間でしたがあんな夢を見てまた眠るのはいやなので顔を洗いに行こうとベットから降りると
「へぷっ!」
おもいっきり転びました
「なんでこんなに裾が……」
少し大きめだったけど、さらに大きく感じるパジャマ
そしていつもより高い自分の声に違和感を感じつつ
また裾を踏まないようにたくしあげながら慎重に階段をおりて
洗面所につくと……
「ふぇ?……誰?」
目の前に長い黒い髪の女の子がいました
でもそこには鏡があったはず
手を伸ばすと女の子も手を伸ばし
鏡に触れました
「………」
僕は両手を狐の形にすると
女の子も両手を狐の形にしました
「………」
僕は自分のほっぺたを痛くない程度につねりました
女の子もつねりました
えっと?
目の前にあるのは鏡
つまり?
「な、なにこれ!?」
僕はいつもより高い声で叫びました
僕、女の子になっちゃいました