奴隷契約
変更点です。
藤堂真→黒野真(なんかしっくりくるから)
エクストラスキル、スキルコピー→無し
それに伴い関係する描写の削除をしました。よろしくお願いします。
「やっぱり、私のご主人様になってください。シン様。」
まあ、そうだよね。だって膝ついて、手を組んで、目をキラキラさせて、神様にお祈りしてるみたいなんだもん、
「一様聞くけど、なんで?」
「はい、私は村ではゴミのように扱われていて、奴隷狩りにも捕まり、片腕も無くなって、生きる事に絶望していました。そこへ、シン様が現れて、私に生きる希望を与えてくださいました。シン様は私にとっての全てです。そして私の身も心もシン様のものです。」
お、おう、軽く聞いたつもりなのに、愛が想像以上に重い。
それによく考えたけど奴隷にしない理由がないし、だって14歳の女の子を森に置いていくのは可哀想だし、町まで連れて行ってまた誰かに連れ去られても後味悪いし、それにまだレベルが低いけどエクストラスキル持ってるし、本人も望んでいるようだし。
あくまでパーティメンバーとしてだよ。
別に獣耳をモフモフしたいとかそんなやましい気持ち無いし、無いったら無いし、
「わかった、わかったから、でも、俺はいろんなとこへ行くぞ、危険な所へも、」
「シン様のいるところが私の居場所です。」
「えーと、二人きりだぞ、その、変なことされるかもしれないぞ、」
「本望です、むしろお願いします。」
「えーと、その、俺は異世界人だぞ、」
「関係ありません、シン様はシン様です。」
え?…結構ぶっちゃけたと思ったのに、異世界人だよ、普通驚くよね。それに本望って、そんな事出来ないから、したら由香から俺の死亡宣告が告げらちゃうから。
「じゃあいいんだな、奴隷契約をして」
「お願いします、シン様。」
差し出されたマリアの背中の紋へ俺は短剣で指を切って血を垂らす。
奴隷紋は血を吸い込んでいき、赤黒く光った。
「いっ、これで私はシン様のものです。これからよろしくお願いします。ご主人様。」
マリアが服を直しながら振り向く。どうやら契約の際は痛むようだ。
「あ、ああ、よろしくマリア」
ーーーーーーーーー
ひと段落ついて、俺たちはエルド公国へと行こうとしていた。
「マリアにこれを渡しとくよ」
「はい、一生懸命頑張ります」
マジックバックから短剣を取り出した短剣を受け取り、意気込むマリア。
「いや、ここの魔物はマリアには厳しいから俺がやるよ、それは護身用」
「はい…わかりました」
残念そうにしているが、マリアには強すぎるからね。
何回か魔物との戦闘はあったが、無事に森を抜けられた。出てきた魔物は全て25レベル程度で奴だけ異常に強かった。
抜けた時にはもう日が沈みかけていた。
「なあ、マリア、おんぶとだっこ、どっちがいい?」
「え?えーと、じゃあ、だっこで…」
うーん、俺的にはおんぶの方が良かったんだけど、まあいいや。
俺はマリアの背中と膝裏に手を運び、所謂お姫様抱っこの状態になる。
「え?え?、ご主人?」
マリアは頬を赤らめながら困惑しているが、まあ気にしない、
「口開けてると舌噛むかもしれないから気を付けてね」
「一体、どう言うことですか?」
マリアの質問には答えず、俺は走り始める。そう、全力で…
「へ?、きゃあぁぁーーーー!」
また地面で寝るのは勘弁だからね、マリアには済まないが今日中に着いて、ベットで寝たい。
なんとかエルド公国までたどり着けたが、もう辺りは灯りが欲しい暗さになっている。
獣人族は人族からあまりいい目をされないのでマリアにはフード付きのローブを着せている。
「ん、こんな遅くにか、まあいい身分を示せるものを提示しろ。」
まずい、俺はギルドカードがあるからいいけど、マリアは何もない、どうしよう。
「えーと、俺たち冒険者なんですけど魔物から逃げている時にこの子カードを無くしてしまって…」
「そうか、なら通行料として、銀貨一枚払ってもらうぞ」
怪しがられたかもしれないが、通行料を取られるだけでよかった。
銀貨を払い、街の中に入ったが、夜ということもあり人通りは殆ど無い。
開いている宿屋を探して泊まることにした。
明日になったらマリアの冒険者登録をしたり、武器や食料買ったり、はあ、とにかく疲れた、寝よ。
久しぶりのこんにちわ。SAO映画公開ということで書かせていただきました。3月になれば週一で投稿できると思います。




