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鉄オタ彼とふたり旅

作者: 紗夏

 どうしてこんなところに駅があるのだろう、誰が乗り降りするのだろう…。

 自然とそんな疑問が浮かぶ無人のプラットフォームに、電車はゆるゆると短い3両の車体を滑りこませた。

 さっきの車内アナウンスに拠ると、この駅は2両分しかホームの長さがなく、先頭車両のドアの開閉はされないそうだ、マジかっ。

 私が思わず窓から顔を乗り出すと、ホントにホームはブチ切れてた。ホームにあるのは、駅名を記す案内だけ。周囲は住宅街で、目印になるような建物ひとつない。

 溜息をついて、正面に向き直ると、ボックス席の向かいの達郎さんが、にこっと微笑んでくれた。

「だから、2両目にしよう、って言ったでしょう? 次の次の駅も短いから見ててください、雨衣子ういこさん」

 彼にとっては、常識だったらしい。

 平日のちょうど真っ昼間のせいか、車両内には、私と達郎さん、あともう一組、おばちゃんたちのグループしかいない。

 閑散とした車内、のどかで牧歌的といえば聞こえはいいけど、延々続く南アルプスの山並みと裾に広がる田園風景に私はもう、飽き飽きしている。

 終点まで、あと何駅あるんだっけ…。ああ、1ヶ月ぶりのまともなデート。昨日の夜は嬉しくて楽しみで遠足前の子どものように興奮して寝付けなかったって言うのに。

 どうして、私は今こんな苦行に耐えているのだろう…。


 固いシートに向かい合わせで腰掛けて、ほとんどひと目もない車内。交際歴半年の25と28の社会人カップルなんだから、公共の場でいちゃいちゃしたいとは言わないけど、達郎さんの目は、80%車窓に注がれ、私にはほとんど向けられない。つまらなくて仕方ない私と対照的に、達郎さんは実に楽しそうだ。鼻歌なんて歌っちゃって。TRAIN-TRAINは、28才の達郎さんの趣味にはシブすぎな気がするけど、音程の外した歌詞なしメロディでそれをわかってしまう私も大概だ。


「達郎さん…」


 私はじとっと下から達郎さんを見て声を掛ける。オフの日なのに、きっちり分けられ左から右に流さ、若干長めの前髪が優しげな細い眉にかかってる。肌が白いから、余計に青々とした髭の剃り跡がくっきりする顎。

 イケメンとはいえないけれど、誠実さを感じる見た目は、私のドストライクゾーンで。

 そういえば、初めて会った時もこんな風にカウンター越しに彼の姿を見てたっけ。


 旅行代理店勤務の達郎さんとは、私が客、向こうが店の案内係として出会った。当時私は、大学4年生で友人と卒業旅行に行く予定で、大手旅行代理店に友人と行った。世間知らず怖いもの知らずの学生のこと、予定はギリギリ、予算はカツカツ、なのに要求だけはめっちゃ細かい、私と友人のリクエストに達郎さんは「え…」と絶句しながらも、概ね希望通りのツアーを見つけ出してくれた。

 残り僅かな飛行機の席やホテルの空室を調べる為に、あちこちに電話してくれる(時には英語も交えながら)達郎さんは、めっちゃかっこよくて、私は勝手にこの人をマイツアープランナーに認定してしまい。


 以来、行き先が例え箱根の温泉宿一泊であったとしても、必ずこの代理店を通すことに決めていた。でも、その時はまだ飽くまで客としての信頼を彼に寄せるだけで、彼氏との婚前旅行を彼に決めさせたこともそういえば、あった。貸し切り露天のある部屋で、なんて今思えば赤面のリクエストをしてた、達郎さんは忘れてるだろうけど。


 でも。社会人になって、彼氏とはすれ違いが続いてうまく行かなくて、浮気されてたのがわかって、私の方から別れを告げた。


 振ったのは自分だけど、3年も付き合ってたし、いずれ結婚もするんだろうと漠然と思ってたから、この失恋はショックだった。そういえば、彼と行く約束の旅行があったっけ…とキャンセルをしに、達郎さんの店に向かう。あいにく達郎さんは接客中で、別の担当さんが引き継いでくれようとするのを、断って、彼を待たせて貰った。急に寒くなった秋の日で、私は薄手のパーカーを羽織ったまま、隅っこの席に腰掛ける。海外ウェディングのパンフレットが目の前にあって、モデルさんだとわかってるのに、白いドレスに負けない眩しい笑顔が自分と対照的過ぎて、惨めに思えて、抑えてた涙がこぼれた。


(担当別の人に変わって貰おうかな…)

 そんな考えが過る。彼氏とも何度か訪れたことがある。事情を知ってる達郎さんに、キャンセルの理由を言うのがイヤになって、彼を待たずに別の人にしてもらおうとした瞬間だった。


「水原様」

 達郎さんが私の名を呼ぶ。振り向いた彼の笑顔は、営業スマイルとわかっていたのに、ほっと安心して私の目から大粒の涙が後から後から溢れだした。


「そうですか、それでキャンセルを…」

 溢れた涙をごしごし拭って、強引に止めて、私は来店の目的を告げる。

「友達と行こうにも直前過ぎてつかまらなくて…。もうキャンセル料もかかっちゃう時期ですよね」

「そう、ですね…」

 規約と日程表を見比べながら、達郎さんが頷く。

「ひとりで行ってこようかな、近くのお寺の紅葉も素敵なんですよね、同じ散るでも恋ともみじじゃ大違いですけど…あはは」

 聞かれてもいないことを私は饒舌に語りだす。何で、笑ってるんだろ。でも、泣くよりいっか。

「水原さん」

「は、はい」

 様だった敬称がくだけたものになって、私は自嘲をやめて達郎さんを見た。達郎さんはカウンターの向こう側から、私の方に手を伸ばしてた。無造作にパンフレットの上に置いてた私の手と達郎さんの手が、触れそうな程近い。


「じゃあ、僕と行きますか?」

「へ?」


 頭の中が真っ白になった。


「じょう、だんですよね…」


 これまで私が軽口を言うことはあっても、達郎さんの方は至極真面目に誠実に接してくれていて、客と担当者としての垣根を越えた、言葉遣いや冗談を言ってきたことはなかった。

 でも、これは…どう受け取ればいいんだろう。

「ええ、流石にいきなり一泊旅行は冗談です。でも」

 と言葉を切って、再び達郎さんは私を見た。

「今度、どこかにお誘いしてもいいですか」

 勢いに気圧されるままに、私がこくこくと首を縦に振ると、彼の真剣そのものだった表情が一気に弛緩した。

「ではとっておきのプラン考えておきますね」


 元彼と行くはずだった旅行は結局キャンセルにして、次の週、私は達郎さんと初めて店の外で会うことになる。「もっと穴場の紅葉スポットがあるんです」そう言って、連れて行かれたのは、渓谷沿いに鮮やかに色づいた赤・黃・橙の木々のグラデーション。

「キレイですね」

 感嘆の声をあげたら、水原さんの方がキレイです。そう真顔で達郎さんは言ってくれた。


 私は木々の枝からはらはら落ちるもみじより、簡単に恋に落ちてしまったのだ。


 だって、まさかその時はこの人が、筋金入りの鉄オタなんて知りもしなかったんだもん。



 良くも悪しくも達郎さんとの付き合いは、私に道への扉を開かせて、新しい世界へ導いてくれた。知らなかったけど、鉄オタにも種類があるらしい。とにかく電車に乗ることが好きな乗り鉄、車両の写真を撮るのが好きな撮り鉄。

 達郎さんは乗り鉄タイプだ。そして、路線図とダイヤを見ながら、次は何処に行こうか考えるのが何よりも好きらしい。新幹線よりローカル線が好きな彼の休日は、大半が電車に揺られてる。私という存在のあるなしに関わらず。

 スマホの乗り換えアプリさえあれば、今日日時刻表なんていらないじゃないか、と達郎さんと付き合う前までは思っていたけれど、彼らにとっては必要不可欠のものらしい。

「達郎さん、私不思議なんですけど」

「何ですか、雨衣子さん」

「時刻表って毎月買う意味あるんですか? ダイヤ改正でもないと毎月同じですよね…」

 達郎さんの自宅で、整然と並べられた一年分の時刻表の背表紙を見つけて尋ねたことがある。すると愚問だと言いたげに、達郎さんは憮然とした表情をしてから、一気にまくしたててきた。

「そんなことありません。毎月増発される臨時列車とか、季節ごとのお得な切符とか、巻頭の特集記事も毎回何が取り上げられるか楽しみですし、趣味を同じくする方のコラムもあります」

「はあ…」

 じゃあこの鉄道ファンとかピクトリアルとかは…いや、いいんですけど。女の人のいかがわしい写真より電車の写真のが興奮する、と公言する人だ。彼の趣味についてとやかく言うのはやめよう。

 本棚にはびっちり時刻表と鉄道雑誌。壁にはられてるのは、四季折々の風景の中を各地のローカル線が走るカレンダーと、車両のプレート。整然と並んでるだけに、まるで鉄道系の博物館の資料室の一室のようで、とっても落ち着かない。

 でも何故か、この部屋で私は達郎さんに抱かれてしまった。ああ、やっぱり彼にも普通にそういう営みは出来るのか、と妙に感動して、私の身体に伸し掛かってくる体躯の重みも、髭の剃り跡の濃い顎が、私の素肌を滑るのも、何の抵抗もなく受け入れてしまった。


 翌朝彼の腕を枕に眠ってた私を覚醒させたのは、もちろん駅での電車発車を知らせるアラームだった。…恵比寿駅のものらしい。どうして恵比寿?と思ったけれど、そこは敢えて聞かずにおいた。



 そんなこんなの付き合いを半年。今では達郎さんに連れられて、新たな電車に乗る度に、この電車は231系だな、なんて勝手に見定めてしまう自分がいる。どうして女って男に影響されやすいんだろ。



 こんなテレビ東京の旅番組みたいなローカル線の旅に、文句も言わずにしおらしくついてく私、健気過ぎる。


 今までのことをつらつら回想していたら、自然に達郎さんをじとっと見ていたらしい。


「雨衣子さん、どうしました?」

「達郎さん、私お腹が空きました…」


 この電車の前にも、電車に乗っている。我々一般人には理解に苦しむけれど、わざわざこの電車に乗るために、早起きをして東京駅で待ち合わせをして、新幹線に乗り込み、もうひとつ電車を乗り継いできたのだ。

 旅は好きだけど、電車は目的地に着くためのツールに過ぎなかった私にとって、電車に乗ることが目的の達郎さんの旅は、目から鱗、コロンブスの卵的新発見だ。


「あ、そうですよね。もうお昼の時間ですもんね」

「ええ…」


 と言ったところで、乗客が両手で余りそうな電車で車内販売なんか来るわけもないし、途中下車したところで、食事をとれるようなお店が駅近辺にあるのだろうか。


「もう少し我慢出来ますか? この先の駅の駅弁が美味しいので、昼食はそれにしようと、前々から決めていたので」

 嫌だ、と言ったらどうするのだろう。でも彼の立てた計画にはなるべく添った方がいい。なぜなら、彼の脳みそは鉄道ダイヤとおんなじだ。びっちり計画が詰められてるため、破綻となると復旧に多大な労力と時間を要する。

「じゃあ、もう少し我慢します」

 曖昧に笑うと、達郎さんは私の手にぽんと何かを載せてくれた。

「?」

「キャンディーです。それでしのいでいてください」

 赤と青と緑。綺麗な包装紙は真ん中が丸くて、両端が拗じられてる。赤い包みをくるっと解いて、口に入れた。

「あ、苺の味。美味しいです」

「良かったです」

「でもこれ、見慣れないメーカーですね」

「ああ。同僚のオーストラリア土産なんですよ」

「…女の人ですか?」

「…ええ、まあ」

 そらそうだ。男の人なら、こんな可愛らしいキャンディーをお土産に大量購入して、男性に配ったりしないだろう。

「達郎さん、ちょっと…」

 無神経じゃないですか?というのを、私は堪える。お土産くらい、誰だって貰ったりあげたりするだろう。でもそれを、彼女に渡すのはどうなのさ。私、心狭いかな。

「雨衣子さん」

「何ですか」

「頬が両方共膨れてますけど、飴はひとつしか頬張ってないですよね」

「別々の味のキャンディーを同時に味わう趣味はないです」

「じゃあ、膨れないでくださいよ」

「僕の彼女にどうぞ…って、買ってきてくれたんです、彼女」

「そ、そうだったんですか?」

「ええ。鉄オタの彼女なんて奇特な存在は、大事にしないと、って」

 保護されるような存在だったのか、私。そういえば、最近は達郎さんの勤める旅行代理店にもとんとご無沙汰だ。以前は他の従業員の方も、なんとなく顔はわかったのだけど。どの人だろう。


 3つの飴を舐め終わる前に着いた駅で、達郎さんはいそいそと立ち上がる。

「雨衣子さん、僕お弁当買ってきますから、ここで待っててください。停車時間3分しかないので、ダッシュで行ってきます」

「え、そんな強行突破なんですか?」

 万が一、乗り遅れたらどうなるんだろう。都心の電車なら、隣の駅で待ってても、10分待てば次が来るけど、次の電車が1時間後とかだったら、嫌過ぎる。

「わ、私も行きます」

 急いで網棚の荷物を下ろして、達郎さんの後を追った。達郎さんが駅の売店でお弁当を買って、私が自販機でお茶を買って、ロスタイムはなかったはずなのに、ホームに戻ると一足違いで電車は行ってしまった。

「待って…って、もう遅いですね」

 ホームから遠ざかる電車の後ろ姿に、私は落胆の溜息をこぼす。

「そうですね」

 こういう時達郎さんの方が、動揺しそうなのに、彼の声はいつも通り淡々としてる。

「大丈夫…ですか?」

 帰りの電車のチケットとか乗り継ぎとか。私はおずおずと聞いてみた。達郎さんは目を虚空に泳がせ、何かぶつぶつ呟いている。ほとんど数字の羅列だったから、恐らく時刻表を思い出してるのだろう。

「ま、何とかなりますよ。計画に少し余裕を持たせて来たので。今回は」

「そう、ですか?」

「それより見晴らしのいい場所探して、お弁当食べましょう。僕もこの駅は、初めて降りるので、よく知らないんですが」

「あ、いいですね。ぶらり途中下車の旅ですね」

 お弁当とお茶を持ってない方の手を、そっと結んで、改札を出た。

 東京から4時間も離れると、全く違う世界が広がってる。雄大な山並み、舗装されてない道から立ち込める埃と土の匂い。道路脇に咲いてる名前も知らない小さな花。

 小高い丘を見つけて、どちらからともなく、木とロープで作られた階段に足を掛ける。頂上はちょっとした見晴らし台のある公園になっていて、丸太のベンチに駆け寄って私は、達郎さんに手を振る。

「ここ、いい感じですよー」

 お弁当の包をあけて、手を合わせてから、箸をつける。ふたり同時に言葉が出た。

「美味しい」

 ドンピシャなタイミングがおかしくて、またしても同時に笑い合う。4時間掛けて、お尻も痛くなるくらい固いシートに座り続けて、放置されて拗ねモードだったのも忘れて。今この一瞬は来て良かった…と心から思えた。達郎さんと付き合わなければ、知ることのなかった街や風景。素朴なお弁当の味。

 こういう時間も含めて、この人が好きだと思うのは、私も鉄オタに毒されっつあるのだろうか…。


「私、旅行って、美味しいもの食べて、優雅にエステやって、温泉入って、リフレッシュできればそれでOKって思ってたんです」

 だから、目的地より、宿泊先の方が優先事項で。設備の整ったキレイでオシャレなとこを、選んでた。

「彼氏と貸し切り温泉で?」

 隣で聞いてた達郎さんから、思わぬツッコミを受けて、私の思考も足も止まった。隣の達郎さんは目に意地悪な光を宿してる。そ、そんな達郎さん、達郎さんじゃない…。

「お、覚えてたんですかっ」

「貸し切りのお風呂とか、露天つきの部屋とか、希望のお客様は多いですが、雨衣子さんがカウンター越しにそう言ってきた時は、地味にショックだったんで」

「す、すみません…」

「謝る必要ないですよ。その時に、自分の気持ちに気がついたんです。貴女を単なる常連客として見てない自分に」

「…知りませんでした」

「一応自制してましたから。あの時は、泣いてる貴女を見ていたら、もう歯止めが効かなくて、あんなこと言っちゃいましたけど」

 初めて聞く話。ぽつりぽつりと語られる言葉が、私の中に貴方への思いを満たしていく。

「…私も達郎さん、好きです」

「デートと言えば、電車ばっかり乗せるこんな鉄オタなのに?」

「私も電車好きになるからいいです」

 達郎さんの目が柔らかく細められる。営業スマイルじゃないその笑顔好きだなあと見惚れていたら、後頭部に手が添えられて、体ごと達郎さんの方に引き寄せられた。そのままちゅっ、と唇を重ねられる。

 膝に乗っけたお弁当を落としそうなくらい、私は動揺して辺りをきょろきょろしてしまう。こんな昼日中から、屋外でちゅーしたのなんて、高校生の時以来だよっ。


「そういえば雨衣子さん。駅でこの街の案内貰ってきたんですが」

 いつの間に。抜かりない。達郎さんは街の地図と名所の書かれた簡単なガイドを広げた。

「この先に温泉があるみたいなんです。せっかくだから、入っていきませんか?」

「へ?」

「露天ではないようですが、貸し切り家族風呂もあるみたいです。勿論、嫌とは言いませんよねえ」

「い、いや、あの…」

 青空ちゅーの後は、真っ昼間から混浴?

「で、電車の時間も心配だし、駅に戻った方がいいかと…」

「大丈夫ですよ。次の電車は2時間あとです」

 …ああ、何処まで計画的で、何処から突発事態だったのか。わからないまま、私は今日も貴方という線路の上を走らされる。



 でも、こんな旅も悪くないかもしれない。





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― 新着の感想 ―
[一言] お邪魔します(^^) なんて可愛いふたりなんでしょう。 読んでて心がほっこりします。 好きな人の色に染まって新しい世界を知っていく幸せはいつも新鮮でいいですよね。 こちらを読み始める前にCD…
[一言] うわあ。このお話、すごく可愛くて好きです! さん付けで呼び合い、会話は敬語なところがまた、二人の可愛さをひきたててますねー! ものすごくどうでもいい情報ですが、うちの父親はまさに『撮り』…
[一言] 短いお話なんですが、何だか心がとてもあったかくなりました。 有り難うございます。
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