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身体戦力測定

戦いが終息し、徐々にいつもの日常に戻って行く王都

そこの宿に、一組の冒険者パーティーがいた。

「はぁぁぁ、、暇だな〜」

ため息をつくのは盗賊のリア

リアだったか、リナだったか、ハッキリしない記憶、

なんか毎回リナとリアが混ざってしまう、、

数億、数兆年を生きてきた弊害か、

名前がハッキリしない、それこそ、何兆何京もの

人間と会っているから、呼び間違いがあるかもしれなかった、不安だ、

そこにニーナが入ってくる、

「第一王女のミコト様からお手紙が来てるよ、」

ニーナ、明るい女の子、弓使いだったか?

パーティーメンバーの名前もハッキリしないのは、

いい加減に直さないとな、

「レイ?どうしたの?」

そこに白い髪の女の子が入ってくる、

名はアイリス、プリーストだ。歳は15だった気がする

間違いない、ここ数千年1番印象に残っている女性だ

何故ならこの人生(人間じゃないから何生なのかはまあ任せる)初めての初恋の人だからな。

ちなみに年齢だけあやふやなのは、

女性に年齢を聞くのは辞めているからだ、何故なら

調律者として新たな使命を受けた当時、

(ガーネット)に、無神経にも年齢を聞いた(トルマリン)が、

「5兆って、若いかと聞かれたらどちらかといえば

ババ」

と、言いかけた瞬間、女性陣に、その、なんだ、

形容するのもおこがましいような、

1言で、『悲惨』がピッタリな目に遭ったのを見て、

(あぁ、女性に年齢を聞くのがタブーなのは、どの世界でも変わらんのか、)

と、思い知ったからである。

(クオーツ)蘇生(リザレクション)使えて良かったなと思う。使えなかったら調律者は今頃6人組だったろう。

さて、そんなこんなは置いといて、

「じゃあ、行くか、、王城」

俺達はミコトの元へ向かった。

(ちなみに(アメジスト)は、急な仕事で昨晩帰った。)

〜〜〜

「良く来てくれました、では、約束の報酬の前に、

ランクアップに伴う、身体戦力測定を行います。」

「あぁ、資料で確認済みだ、やるか。」

「ねぇ、痛くないよね?」

そう聞く女性陣に、俺はこう答えた

「水晶の上に手を置くだけの簡単な検査だ。痛くないから大丈夫だ。」

身体戦力測定、要するに、大きな犯罪歴が無いか、レベルは足りているか、実力は伴っているか、それらを調査するらしい。

「では、リア様から。」

リアが恐る恐る水晶に触れる。

すると、

ピッピッピピピピピピピピシャララララララ

ピコン!

、、こればっかは文面だけでは限界があるため、

簡潔に言うと、カジノのスロットみたいな音だった。

表示された戦力は、、『147,239』

(この世界は千を1,000で表記する)

一般人が2,000そこら、最低のDランクで5,000、

Bが140,000なので、Bには届いたらしい。

「はい、確かに、では次はニーナ様、」

「は、はい。」

(ちゃんと第一王女の雰囲気出てるな〜、いつもからは想像つかなかった。)

ピッピッピピピピピピピピシャララララララ

ピコン!

『157,483』

「ギルドで測った時より正確だね、凄い!」

(ちなみに一般で使われるものは、上から2桁までしか

表記されず、ここの王都でも上から4桁までであり、

それと比べればかなり正確だった。端数切り捨て。

例えば181,723が、

181,000、181,700となる。)

「では、次、アスティール・シェイル・アイリス様」

「は、はい!」

ピッピッピピピピピピピピシャララララララ

ピコン!

『243,946』

「アイリス高!」「いいな〜、」

「そ、そうかな、、」

ちなみに、243,946というのは、Aランク相当である。

「では、最後にレイ様、測る必要があるのか分かりませんが、、」

「はい、」

ピッピッピピピピピピピピシャラララララララララララララララララララララララララララララララララ

「あれ?」

100,000、500,000、1,000,000、

ラララララララララララララララララララララララララララララララララ

10,000,000、100,000,000、1,000,000,000

「あ、あれ、故障か?」

大臣達がザワザワし始める、

「レ、レイ?」

ラララララララララピギ、ガ、ガガ、

ピーーーーーーー!!!!!

最後に出た結果は、『測定範囲を超えています。』

そして、、

ピーピーピー!、ピーピーピー!、

『測定対象は人間種ではありません、

測定対象は人間種ではありません、』

ピーピーピー!、ピーピーピー!、

「、、、」「、、、」

「うわぁぁぁぁ!化け物!」

大臣が全員出口から逃げ出そうとする、が

「出すと思ったか?」

規則の標識(シンボルド・ルール)通行禁止(ロード・クローズ)

「な、何だよこの赤い標識は!通れない!」

「出してくれ!」「死にたくない!」

規則の標識(シンボルド・ルール)通行禁止(ロード・クローズ)

その見た目は、高さおよそ2.5mの銀色の鉄柱の上に、

直径600mmの円形の鉄板に、

赤い斜線が入っている仰々しい見た目、、

まぁ要するに日本の道路の地面に刺さっている、

通行禁止の標識なんだが、、

「あ、やべ、つい反射で、、、」

「全員、この事を外部に話すことを禁じます、

すぐに箝口令を、」

〜〜〜

「先生、怪我人が出なかったから良いですけど、

あんな事もうしないでください、部下が動揺します。」

俺とミコトとアイリス達以外誰も居なくなった広間で、そう言われた。

「ていうか、レイが王女様の教育係って話、

マジだったんだ、、」

「にしても、あれ壊れてんじゃないのか?」

「壊れていません、、先生のレベルが高すぎて測定できなかったんです、、1,000,000,000(10億)なんて数字、初めて見ました、、歴代最強の勇者が5,420,000と聞くので、最低でもその勇者の200倍、、もしくはもっとあるってことですね、、」

「それって凄いの?」「さぁ、、?」

「凄すぎてわかんないや、、」

「その勇者は聖剣一振りで魔王を魔王城ごと

真っ二つに斬ってしまったそうです。」

「ヤバかった、」「ヤバかったね。」

パン!

いきなりミコトが手を叩く

「さて、報酬ですが、先生のご要望の物を用意しました、いつでも使えますよ!」

「悪いな、無理言って、」

「大丈夫ですよ、中古ですから。」

「レイ、、、何もらったの?」

「もう宿暮らしも飽きたろ?、だから、、

全員で住める屋敷を報酬で貰った。」

「本当は爵位とその周辺の領地も、、と言ったのですが、断られてしまいました。」

、、、、、

『えぇぇぇぇぇ!』

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