ダンジョンへ
「よし、クエストを受けに行こう。」
「初クエストだし気合い入れよう!」
「どこに行くんだ?」
「ダンジョンしかないでしょ〜!」
「いきなりダンジョンって、外で戦ってからやったほうがよくない?」
「さっきから2人とも何いってんの?モンスターや
魔獣はダンジョンにしか出ないでしょ、」
「そうだったな。では行くか。」
そうしてダンジョンへ向かう道中
「ところでレイは勇者なの?」
「違うよ?」
「そっか、黒髪黒目だしシュンと一緒だと思ってた。」
「俺もそう思ってた。」
ふと俺は少しイタズラしてみようと思った。
「ところでお前らって本当可愛いよな。」
「「えっ?」」
驚くのも無理はない、俺がいきなり知らない言葉
日本語を話しているのだ、これなら好きなこと言い
放d
「いきなり可愛いだなんて気色悪いな。」
「‥はい?」
〜レイSide〜
「お前、日本語が分かるのか?」
「あ」
しまったァァァァァ!!
久しぶりに聞いて思わず突っ込んだが
普通この言葉は通じないよな〜
どうしよ。
、、、
ハッその手があったか!
「いや〜私の祖先が元勇者でこの言葉は代々うちに
伝えられてたから分かるんだよ~」
「それなら良いんだが、、、」
危ねぇぇぇぇ!なんとか誤魔化せた。
「ニホンゴ?2人とも何言ってるの?」
「いや?何でもない。」
「そうそう、ほら、ダンジョン着いたぞ!」
とは言ったもののでかいな、このダンジョン
「そういえばシュンって勇者でしょ?」
「そうだけど?」
「なんか凄い力ってないの?」
「勇者は昔から凄い力があったんだって。」
「無限の魔力や凄まじい才能があったらしいけど、
シュンは何かないの?」
「俺の力か、そういえばなんだろ。」
シュンが何か踏ん張っているが、
コイツに力はない。
だから私が派遣されたんだ。
「なんも出ない。」
「大丈夫なの、シュン?」
「でも、伝説の聖剣なら持ってるけど、」
「そんな物あるなら最初にだしてよ、、」
伝説の聖剣か、聖剣って言っても魔王やモンスターに高いダメージを与えるだけの切れ味がいいだけの剣だけど。
「じゃあ行こう!」
1階層
「ハァッッッ!」
ズバッッッ!
「これでゴブリン5体目、楽勝だな。」
「まぁ1階層だからね、ここから難しくなるよ」
5階層
「ゴブリン39体目、増えただけだな」
「そうだね。楽勝だな」
「あ、宝箱だ、何があるかな〜」
「〘解錠〙」
「盗賊スキルいいな〜私も出来ないかな〜」
「意外とやったら出来るかもよ〜w」
「盗賊以外出来ないの分かってて言ってるでしょ!」
「ハハハッw、ごめんごめん」
「次行くぞ」
10階層
「あぁぁぁぁぁぁぁ!ニア〜!ルナ〜!レイ〜!
ヘルプ!ヘルプ!」
「待ってよ!追いつけない!」
「待ったら俺の貞操が危ないよ!!」
シュンはオーク(メス)に追っかけられていた
滑稽である。
「〘捕縛〙!」
しかし届かなかった。
「いやぁぁぁぁぁ!助けて!!」
乙女みたいでおもろいがそろそろ助けるか、
〔空に瞬く星々よ、この地に降り落ちる星の光よ〕
〔我が願いの下に、どうか力を分け給え!〕
その時、レイの周りに小さな光球がたくさん出てくる
〔光よ爆ぜろ!〕
「〘星爆雷〙!」
ふよふよふよ
なんかふわふわ飛んできている
「シュン!飛べ!」
「ウワァァァ!」
カッ!!
ズドォォォーン!!
なんか光の球が凄い爆発を起こした。