研修2
「では、これで火炎魔法の授業を終わります。」
「はい!ありがとうございました!」
「では10分後、剣術授業です。」
「はい!、、、先生、少し遊んでくれませんか?」
「はい、何をするんですか?」
「えっと、先生知ってるかどうか分からないんですけど、〘将棋〙やりませんか?」
「将棋、、」
なんだろう、すごく聞き覚えが、、
「このボードゲームなんですが、」
「、、、」
将棋だ、間違いない。
どこからどう見ても将棋にしか見えない。
「お父様の国のゲームなのですが、」
「あ~知ってる。」
「本当ですか!ではやりましょう!
私結構強いですよ!」
「私もそこそこできますよ。」
〜5分後〜
「、、、詰み。」
「まいりました、、先生、強いですね。」
「では10枚落ちでやりましょう。」
「10枚落ち?」
「私が飛車角金銀桂馬香車の10枚を捨てて
王将と歩だけで戦います」
「、、、あの、それって私が圧倒的に有利ですよ?」
「初心者相手にプロならこれで完封できます。」
「初心者、なるほど、分かりました、絶対に勝ちますええ、勝ってみせますとも!!」
〜10分後〜
「はい、詰みです。」
「、、、」
「では授業に入りましょう、
思ったより時間がかかってしまいました。」
「先生、将棋強すぎませんか?」
「ハッハッハ、5000年はやってましたから。」
「5000?」
「気持ちの問題です。」
「あぁ、そういう、、」
「さて、では剣術授業です、真剣で来ていいですよ
私は木刀で、」
「あの、攻撃受けちゃったら
先生怪我ではすみませんよ?」
「大丈夫です、昨日、本気の騎士団長を木刀1本で
泣かせてきました。問題ありません。」
「しれっとうちの国の騎士団長
叩き潰さないでください。」
「ハッハッハ、気の所為ですよ。」
「では来なさい。」
「はい!では行きます!やぁぁぁぁ!」
真剣を振り下ろしてくる、あの剣は鉄すら
斬ってしまうだろう、だが。
どんなに切れ味の良い剣でも、
剣の腹なら斬れない。
カァン!
「はえ!?」
「ほい、」
そして崩れた体勢を崩すよう足元を軽く小突けば
「あうっ!」
ズサッ
「痛たた、、」
「ケガはありませんか?」
「はい、大丈夫です、」
「、、、嘘は良くないですね」
「ぇ?」
「膝、擦りむきましたね、」
「うぅ、先生に隠し事はできませんね。」
「城の神官に治して貰ってきます。」
「〘回復魔法〙」
「、、、」
「先生、魔術と剣術も凄いですけど、神聖魔法
まで使えるんですか?」
「いえ、流石に〘蘇生〙は厳しいです。」
「それ裏を返せば頑張れば使えるということでは?」
「いえ、本当に無理です。
でも人間を辞めてもいいなら蘇生できます。」
「ちょっと待ってください、それ黒魔術じゃ?」
「、、、では授業を再開します。」
「先生!?」




