初クエスト
「じゃあ行こうか。」
「そうだね!行こう!」
「俺が前衛をするから支援をお願い。」
「分かった!」
今日は初クエスト、俺は何千回とやってるけどね。
「今日クエスト洞窟にあるアサダケの採取、
太陽が昇り始めてから2時間しか生えてないから貴重で高く売れるんだよ。」
「なんでアサダケなんだ?
まさか朝にだけ生えるキノコだから
アサダケとかそういうくだらないギャグ
じゃないよな?」
「、、、そうだよ、朝にだけ生えるキノコだから
アサダケなんだ。」
「舐めてんのか?」
「あの、早く行こう?」
「あぁ、分かった、」
洞窟にて
「そこそこ進んだな。」
「あ、あれって、、、」
「うわ、マジか〜」
そこには銀色の光沢のあるドロっとした
スライムだった。
「あれってまさか」
「は〇れメ「メタルスライム!?」
アイリスがそう言った
「気を付けて、
あいつ逃げ足速い上にすっごく硬いから、」
「やっぱりはぐ〇メt「油断したら危ないよ!」
「でもこいつ経験値美味しいんだよね〜」
「やっぱあいつはぐれメ〇ルだよな!?」
「レイ?さっきから言ってるそれ何?」
「よく分からないけど危ない気がする、、」
「いいから前見て前!」
見ると凄まじい速度で迫ってくる!
「あらよっと」
ズバッッッ!
俺はあっさり躱しはぐれ〇タルもといメタルスライムを大鎌で真っ二つにした。
経験値が入るがぶっちゃけドラゴンとかのほうが
経験値美味しいと思う。
しかも長年上げ続けたレベルはそう簡単に上がらなかった。
ふと見るとアイリス達は固まってた
「あのメタルスライムを瞬殺、、、」
「攻撃当てるのすら難しいのに、、」
「あれがアサダケか、早く取ってしまおう。」
「あぁ、そうだね。」
帰り
「ねえ、その鎌何?」
「まあちょっとね」
流石に自分で作ったとは言えない
「さあ街に着くぞ!」
〜〜〜
「はい、アサダケ10個、確かに達成です!」
「さて、これからどうする?」
グー
可愛らしい音が聞こえる
「おなかもすいたし、
せっかくだしなんか食べに行こうか。」
「賛成〜!」
「行こう!」
「う、うん!」
俺は先程のお腹の音の発生源チラッと見たあと
料理屋に向かった。