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1話 -初夢-

夢は不思議なものだ。

目を覚ませば、記憶から消されてしまうものもあれば

残るものもある。その理由は、きっと「花」が

教えてくれる。

ーーー不思議な夢を見たーーー

それは、辺り一面に広がる水色に輝く花畑にただ

突っ立っている夢だった。その花はまるでダイヤ

モンドのように美しかった。触れてみたいな・・・でも、体がいうことをきかない・・・何を思ったか、後ろを向いた。

[???(・・・誰かいる)

少し遠くに、黄色に輝く滑らかな髪に白い

ワンピースを着た笑っている少女が立っていた。

[笑ってる少女(あなたは、この花好き?)

いきなり目の前が白い光に包まれた

[???「ッ!!!」

ーーー俺は夢を見てたのか、変な夢だったな。

窓から入ってきた光が俺の目をずっと照らしてた。眩しい。目が覚めると、隣で椅子に座ったおじいさんが口をあんぐり開けてこちらを見ていた。

[「・・・ッ!!!」目が怖い、この人、、、!

[???「あ、あの〜、、、おはようごza」

[「 つ い に 起 き た か ! 死 ん じ ゃ っ て る か と 思 っ た ん だ ぞ ぉ !!!」

あまりにもクソでかい声で鼓膜が破けるかと思った

机の上の花瓶が少しぐらついて、ガバッとその人は立った。

[「ちょっと待ってろ!い、今ドクターを呼んでくるから!」

信じられない速度で外へ出ていった。ドォンッ!!と扉を閉める音が部屋中に響いた。

どうやらあの様子からして、俺は長く眠っていたみたいだ。一体何が起きてるのかがさっぱり分からない。そもそも、何がどうなってこうなってるのか覚えていなーーーバァンッッッ!!!!!!!!

[「ドクター!ほら!起きてる!」

すごい勢いで困り顔のドクターの手を引っ張り俺に向かってくる。ガチ早い

[???「ぬお!!びっくり!」

[ドクター「ハイハイ落ち着いてくれ、頼むから(汗)

あの子がびっくりしちゃうでしょ」

やれやれとドクターは椅子に座り、優しく俺に話しかけてきた

[ドクター「体調は大丈夫かい?頭が痛かったり、

体のどこかが痛かったりしないかい?」

特にどこも痛くは無いけど、なんやかんや頭が気になる気がするが、長く寝ていたんだし、頭がガンガンするのは当たり前だろう。

[???「だ、大丈夫です・・・」

[ドクター「自分の住所は言えるかい?」

[???「はい、俺は、、、」

ーーーなんだ?覚えていない。一瞬周りの音が

聞こえなくなった。あの一言で俺は過去のことを

思い出そうとした、簡単なことだったはず、

しかし覚えていない、ここに来る前の記憶、家族、友人、自分が今まで何をしていたかも、何者なのかも・・・何も思い出せない。一気に気分悪くなった

冷や汗はかき、目の前がよく見えなくなっていき、

心拍数が痛いくらいグンと上がって今にも弾けそうだ。でも、探りに探って唯一覚えているのがあった

[ドクター「じゃあ、お名前は覚えてるかな?」

・・・名前、一瞬だけど自分の名前すら覚えていないものだと思っていたが、すぐに脳内から探り出せた。

[クロス「・・・クロスです」

[ドクター「クロスくんね、フルネームは

覚えてるかい?」

フルネームこそ出なかったが、こんなに探って

唯一自分の情報が名前だけ覚えているのは奇跡

としか言いようがない。まじで、自分の名前すら

忘れてたら危うく名ずけされるとこだった。

[「しかし君の名前随分珍しい名をしとるな。

この辺じゃあまり聞かんぞ」

[ドクター「とりあえず、もう少し様子は見るから

ちょっと寝っ転がっていてね」そう言って

ドクターはそっと扉を開け外に出た。

しかし、前の記憶が一切ないという感覚が本っ当に気味悪い。

[クロス「あの、俺なんにも覚えてないんですけど、

一体俺に何があったんですか?」

[「あぁそうだぞ!君、ここに来る2週間前にーー」

2週間前?嘘だろ?俺そんな寝てたのか!

逆によう生きとるな俺。

[「ここに来る2週間前に、この村周辺の調査隊

から、「誰か砂浜に倒れているぞ!」と報告が来て

体が冷えきった君がいたんだよ」

[クロス「砂浜・・・?」

この話から考えるに、漂流してきた可能性と、

ただそこでぶっ倒れた可能性の2択ぐらいか?

ーーーあれから少し詳しい話を聞いて

わかったことがある。まず、俺の倒れてた時の服装だ。首には赤いマフラーをしていて、白メインの服に、黒いシャツ、白よりの短パンにあかい分厚い靴

を着た、なかなか見ない服装だったそうな。

その服は今どっかのクローゼットに大切に保管されていると。そして鏡を渡されて、見たらなんと金髪のボサ髪だった。ほぐそうにもほぐせない髪だったよ。正直変に重いかも、、、?

そして、この村のことも話してくれた。

この村は「マハナス村」というところ。

近くには綺麗な砂浜がズラーっとあるらしく、少し先にも「ココナ村」があると。

そしてここの土地は、大陸から遠く離れた島だそう

だから、色々と文明が追いついてないらしい。

どうやらその大陸には、桁違いの文明を築いてる街があると、、、行ってみたいな。

そうして俺は、少し立っていて、ふらつかない程度まで回復した。

[ドクター「君、だいぶ回復が早いねー、まだ3日

しかたっていないのに」

[クロス「ありがとうございます!ホントに助かりました」

[「だいぶ回復してきたんだ、せっかくだから

ここの村や近くの砂浜にでも足を運んでってよ」

[クロス「はい!」

うっひょー!久々に歩くもんだから開放感が

ちっげぇや!ガバッと扉を開けると、それはもう

色んな青のレンガ屋根が特徴の建物がずっしり

人の声もガヤガヤ聞こえる。その声に交じって

海のさざめきも微かに聞こえる。久しぶりに外の

空気を吸った気がする。美味い・・・(感動)

海から流れる風が気持ちいい、走ろっかな、

ジャンプでもしてみる?いや!いっそ浜辺まで

行って寝っ転がってしまおうか!!いいね☆

[「おぅとっと、ちょっと待ってくれクロスくん!」

[クロス「はい?」

[「これこれ!君の服だよ、その服がいいんならそれでいいんだが」

おっと、危うく忘れるところだった。マイ・コーデがあったんじゃんか。あるからには着るしかないな、

[クロス「あぁすみません、ありがとうございます」

実際着てみたんだか、なかなか動きやすい。

変にごわつかないし、なんならサラッとした着心地だった。赤いマフラーは・・・なんだか手放してはいけない気がする。記憶が無いからモヤっとくる

[「あぁそうだ、クロスくん、この後することないのなら、村長に顔を出しにいきな、」

[クロス「はい、わかりました」

そりゃそうか、挨拶もせずにまた離れることがある時知らず知らずじゃ困るか・・・?

[クロス「えっと、村長はどこに?」

[ん?目の前の家にいるよ」

スっと再び前を見ると、やたら高い建物の

家があった。窓にはやたら豪華な装飾、

入口の扉も豪華にできている。

さっきまで全然気づかなかった

[クロス「あ、ありがとうございます」

村長と言うからには、少し怖いイメージあるけど

ここは違うだろうよ、

扉のデザインからしてもう分かる、金の装飾のされた扉、金持ちの匂いがする。いや、そんなこと

言ったら今からでも盗みをするみたいに

感じるからやめよ。

[クロス「すみませーん・・・お邪魔しますー、」

キィ…と音を立てて扉を開けると、中も少し豪華に装飾された広間に出た。前には、村長らしき人が綺麗な椅子に座っていた。俺の後ろから指す光が

その人を照らすと、俺の方をゆっくり向いた。

[村長「おぉ、金髪の坊や、ようやく起きたのだね

さぁさぁ、こちらに座ってどうぞ」

なんともまぁ優しい声だ。今までの変な解釈が

スパッと消えた。俺はゆっくりと豪華なソファーに座った

[村長「そんな固くならなくても良いのに、

ほれ、お菓子でも食べて話しましょうや」

コトっとお茶と、お菓子が沢山入ったお皿を俺に差し出してくれた。色んな形のお菓子があってどれも美味しそうだ。

[クロス「ありがとうございます」

なるべくこぼさないようにしよっと

[村長「体調はどうだい?少し大丈夫になってきたのだな?」

[クロス「はい!だいぶ良くなりました

でも、前の記憶がなくて、なぜここに来たのかが

わからないままでちょっと・・・」

[村長「そうか、可哀想に、だがわしも

時々だか昨日のことを全く覚えていないことがあるぞ」

[クロス「え?そうなんですか?」

いくら歳とはいえ昨日のことを

全て忘れるわけが無い。

[村長「だが、そんなんメモでもしてどっか貼り付けておけば何とかなるもんだわい、大丈夫じゃ」

ハっと笑うとお菓子をバリッとひとつまみ食らいついた。

確かに、一際薄暗い場所がある。そこの壁にはずっしりとメモの張り紙でいっぱいあった。

そういう症状なのかな、時々記憶が消えるなんて、

そう比べたら、俺の方がマシなのか・・・

それから少し話した時に、突然玄関の扉が

スっと空いて、片鎧を着けたガタイのいい人が

入ってきた。

[「失礼します村長、今回の調査報告を・・・って

金髪の少年!起きていたのか!」

珍しいものを見る目で俺を見ている。

目の奥がキラキラしているのがよく見える。

[村長「そうなんだよ、この子ついさっき起きたばっかりだそうなんよ」

[クロス「お、お邪魔してます、」

少しずいっと近寄ってきた。

[「君、綺麗な目をしているな、黄金だ、あっなぁ!

良けれb・・・こ、コホン、すみません、取り乱してしまいました。村長、今回も特に以上は見られませんでした。」

ササッと俺から村長へ向きを変え、

咳払いを2度もした。

[村長「んむ、いつもご苦労だよ〜、

そうだっほれほれ、みんなの分のお菓子取っていきぃ」

[「いいんですか!?すいませんわざわざ!」

[クロス「ほのおはひ(このお菓子)うはいえふえ(美味いですね)!」

俺はとにかくこのお菓子をなるべく沢山食いたかった。なので・・・ほら、えっと、なんだっけあれ、

あれだよ、あの動物、んだっけ?口にめっちゃ食いもん頬張るあれ・・・ァそうだ!リスだリス!

[「・・・なんて?」

村長は何か閃いたかのように、

ペラペラと話し始めた。

[村長「あ〜そういえば、この前わし、ちょいと調査範囲を広げるとか言ったような気ぃするから

この子と一緒に行ってやってくれないか?」

[クロス「ゲェッホ!!」

急なことだったもんで、吹いてしまった

こっちからするとこじつけにしか聞こえん!

[「あ!そうでした!わかりました!では少年!

行こう!」

いいのかよ!あとすごい棒読みだね!

多分変なこじつけに察したんだろう。

[クロス「え?あぁ、はい!」

多分、ただ俺を案内したいだけなんだろうけど

遠回しで言う必要はなかったと思う。

この人たちのやり方なんだろうからくツッコミを入れるのはやめにした。

まず案内されたのは、すぐ近くの商店街だった。

聞くとここは世界で1番小さな村だけど、商売界隈ではかなり長けてるんだと。確かに家の数より

売り物屋の方がちょっと多い気がする。

そしてこの村の真ん中には、少し大きめの広場だった。中央には村長の銅像が建てられてた。

そうして、色々村中を案内したとこで

村から少し出た近くに、その人の拠点であろう場所についた。

[「さ、少年はそこで少し座ってていいぞ」

中はなかなか広かった。ドーム状の形をしていて

扉がいっぱいあり、中はホテルみたいな小部屋だった。ここが調査隊員の拠点と思って正解だろう。

ズラズラ人が俺に集まってきて色々質問やらなんやら言ってきた、まじ記者会見かと思った。

ーーーしばらくして、俺はもう動く前にクタクタだった。なので、馬車での移動になった。優しぃ(泣)

カラカラと辺りを移動し始めた。太陽の光は少し沈んでいて、目を少し上に向けるだけですぐに太陽が見えるくらいにだ。しかしほんとに調査を続けるらしく、何故か聞いてみたところーーー

[調査隊員1「近年この海の外れの森では、[眼魔]がんま]がよく出没するらしい。噂でしか聞いたことないけど、元はこんな森にはそうそう出るわけがないんだとさ」

眼魔というのは、まだ未知なる生物であり、

生物とは言い難い見た目をしてるだそうな。

種類属性関係なく特徴は全て二重丸の模様の眼をしている。

分類的には悪魔に少し近いと言っている。

しかし俺は本物の悪魔系の魔物を見たことがないし

そもそもそんな記憶があったとしても吹き飛んでる

[調査隊員2「そして、その眼魔が主食としているのが、人の頭、と言うよりかは脳だ。彼ら化け物は

何故か頭を食いちぎると体はポイ捨てして、

次の獲物を食いちぎりに行くんだ。」

聞いただけでゾクゾクする。そんなのがうろちょろ

いるってのは考えられない。

[調査隊員2「そいつらの倒し方は単純なんだが少し大変でな、そいつらの体のどこかに、[(コア)]

がある、それをぶち壊せば体が消滅するんだ。」

[クロス「じゃあ何とかはなるんですね・・・」

調査隊員1が体を俺の方にグワッと向けてきた

[調査隊員1「案ずるなよ、眼魔は全て弱い訳では無い、FレベルからSレベルまでの階級で強さは決められているんだ。」

[調査隊員1「Fレベルくらいなら君は倒せるだろうけどE,Dは重装備で意外と、D,C,Bレベルは数人で挑んで重傷者が4~5人出てくるくらいだ

B+,A,A+レベルはプロでも死んでもおかしくない

くらいだ、最後に、A++(エーダブルプラス)とSレベルは大陸を破壊するくらいだ。」

[クロス「た、大陸を破壊!?」

[調査隊員2「あぁ、冗談抜きで強すぎるからな

・・・実際あったことねぇけども」

「ーーー!!」

遠くから微かに声が聞こえた瞬間

ガっと馬車が急停止した。

思わず俺はよろけてしまった。すると突然

[調査隊員1「少年、君はここで隠れてろ!」

馬車に乗っていた俺以外の人達が鎧の音を複雑に

たてながら全員外に素早く出ていった。

まさかと思い、少し顔を出して見てみると、

隊員たちの前に、何やら変なのがうごめいてるのが見える。よく見るとそれは、魚の形をして、手足が生え、口は犬のような形状、そして、

何より目立つ二重丸の模様の今にも落ちそうな

大きな眼をした生き物とは思えないものだった

[クロス(あれが・・・眼魔!!)

ほんっっっとうに気持ち悪い見た目だったためすぐわかった。あいつはどのくらい強いのだろか、、、

[魚の眼魔「ヌギャギャギャギャ!!」

[調査隊員(全員)「・・・・・」

なんだか・・・期待外れのプレゼントを見たような目をしている、俺からは見えないが絶対そんな目

で見ている!

[調査隊員1「・・・Fレベルかよ」

てくてく眼魔の方へ歩いて、敵が飛びかかってきた

がしかし、スパッとあっさり倒されてしまった。

なんと悲しい

[魚の眼魔「グゲ・・・」

そうして、魂が弾ける音がパリンと鳴り、終わった

[調査隊員2「行こっか」

そうして、夕方になり、村へ帰還した。

[調査隊員1「ファ〜・・・今日はなんもなかったな

ま、、平和で何よりだ。村長に報告しに行ってくるァ」

調査隊員の人達はいつもこんなことをしていたのか。この人たちのおかげで、この村は平和でい続けられるんだろうな。

[クロス「あの、今日は色々ありがとうございました」

俺は頭を深く下げ、お礼をした

[調査隊員2「いいんだよ、いい体験だっただろ?

また行きたかったら声かけてくれよな」

今日はすごくいい体験だった。

ふと横を見ると、海に反射している夕日がちょうどど真ん中で見えた。日がどんどん海に沈んでいく

光景はまさに観光スポット並だった。

明日もいいことがありそ♪ ひとまず今日はゆっくり寝よう。今日起きたのに色々できたから

いい気分で寝れそうだ。

帰るとあのおじさんが机に飯を置いてる所だった!

[「おぉクロス!帰ってきたか、どうだった?

いいところだろぅ!」

[クロス「はい!めっちゃいいところっすね!」

まだ1日もたっていないのに、なんだか慣れてきちゃった。

[「お前さんのために飯を用意してたんだよ」

机の上にはずらりと並んだこの村ならではの食卓だった、俺の目はギンギラギンに輝いていた。

[クロス「うぉわ!!いいんですかこんな!

ガチうまそぅ!」

[「ターッハッハー!!逆に用意しない理由がないじゃないか

[クロス「ホントありがとうございます!

いただきます!!」

[「はいはい、召し上がれ」

その時にはもうご飯を口にしていた。

夜飯を終え、俺は寝室に行った

[クロス「ほんとに俺今日起きたばっかりなんだよね?信じらんないくらい慣れてしまった」

[クロス「だかまぁいいや、ここの村最高だ、

明日が楽しみだ」

[クロス「・・・」

何故、俺は過去の記憶が全くないのだろうか。

何故、俺は自分の名前だけ覚えてるのだろう。

何故、こうなったのだろうか・・・

今更どうこう考えたって仕方ない。

ひとまず今日はゆっくりか休もう。

ーーー

ーー

[クロス「・・・ん」

目を覚ますと、そこは

辺り1面に広がる水色の花畑だった。

[クロス(この夢・・・ッ!)

夢?なぜ俺はすぐこれが夢だとわかった?

いや、この夢はーーー

[クロス「この夢、もう何回目だろうか、

数え切れないほど見てきた」

まさかと思い、振り返ると、黄色に輝く風になびいてる髪と、白いワンピースを着た()()()()()少女

が立っていた。

[笑っている少女「あなたは、この花好き?」

繋げるように俺は喋った

[クロス「君は!・・・君は誰なんだ」

[笑っている少女「・・・」

あれ?俺なんかやっちゃいけんことしたかも??

まずいかな?

風が強くなって、その風と共に声が俺に響く

[笑っている少女「今からこの村は襲われるわ、

守ってあげて」

[クロス「!!」

[ゴーンゴーンゴーンゴーン]

起きた瞬間大きな鐘の音が外から聞こえる、

外がやけに騒がしい、まさかと思い外に飛び出した

[調査隊員1「大型の眼魔が攻めてきたぞー!!!!」

[調査隊員2「各村の皆様はすぐ裏門へ避難を!!!!」

村の住民達は裏門に向かって走っている。

調査隊員達が正門の前に集まっているのも見えた。

その向こうには、森の中からドスンッ!ドスンッ!と

大きな足音を立てて村に向かっている。

月明かりの下に現れた大型の眼魔は

腕が大きく、いかつい顔のおでこに、三十丸の模様の目が生えている。

[調査隊員2「あれって!!!」

[調査隊員1「皆の衆!気をつけろ!!

B+レベルだ!!!!!」

[調査隊員2「くっそ!俺らは専門外だってのに!!!!」

俺は初めて、腰が抜けた。

霊感とか気配探りが得意じゃない俺でも分かる。

あいつは強い。これじゃ、犠牲者が増えるだけだ

[隊員「遠方支援隊員!矢を放て!!」

そしていっせいに矢を放ち、矢の雨が敵に降り注ぐ

しかし、やつが腕を雨の矢に一振すると、

ブゴォォ!!!と音を立て全てが突風に飛ばされてしまった。その突風はこちらにも思いっきり吹いた

[クロス「ドゥォア!?」

危なかった、なにかにつかまっていなければ吹き飛ばされていた、一振でこんな威力なら、当たれば

ひとたまりもない!

巨腕の眼魔はこちらに進んでくる。

[隊員「眼魔殺(ガンマキラー)の人達はまだか!」

[隊員「まだです!おおよそ30分少なくて20分はかかると!」

[隊員「クッソ!爆弾矢!爆弾矢はあるか!!」

総員が爆弾矢を弓にかけた。

撃て!の合図にまた撃つも、また一振で着弾する

ことなく、空中で被爆した。

[隊員「う、うぉおぉぉおお!!!!!」

1人の隊員が武器を取り、叫びならがら巨腕の眼魔に向かって走り出す。

[調査隊員1「おいバカ!迂闊(うかつ)に攻めるんじゃねぇ!!死ぬぞ!!!」

しかしその声は届かず、隊員の1人が突っ走って行った。巨腕の眼魔はその隊員に気づくと、

腕を天に上げ、その隊員に振り下ろした。

ド ガ ァ ァ ア ン !!

その隊員は、ぺしゃんこにされたあたりは赤い

血で塗りたくられてた。

[全隊員「ッ・・・!!!」

[クロス「ッ・・・!!!」

人が死んだ、みんなの前で、俺の前で、

俺は頭が真っ白だった。どうすればいいのかが分からなくなってきた。

(守ってあげて)

守ってあげて?あんなのから?無理に決まっている

力の差が比じゃない、まず、俺は戦ったことすら、そんな記憶すらない!まだ自分が何者なのかも全く分からないのに!

そうしてやつは、もう村との距離が鼻の先まで来てしまった

「んだよこいつ!!ばけもんかy」

ゴギィ!!!!!

「総員!今すぐ撤退をーーー」

ぐぢゃ"ッ!!!

「たすけーー」

メキメキ…バキャァ!!!

隊員達がどんどん倒れてく、

やつは村の中へと入ってきてしまった。

隊員達は手足も出ないまま倒れ、逃げ、絶望し、

とうとう誰も居なくなってしまった。

・・・しばらくたって村は半壊になってしまった。

巨腕の眼魔「ヒト、、、ナイ、、、?アソブ、、、ナイ、、、」

おぞましい声が近くで聞こえる。

どうすればいいどうすればいいどうすればいい??

すると、瓦礫の中から何かの光が反射し、俺の目を照らした。その反射してるものは、剣だった。

やつはその瓦礫を通り過ぎて行った

巨腕の眼魔「ヒト、、、ナイ?ナイ?」すると、やつの背中が見えた時、その[魂]らしきものが、背中についていた!好都合だ!

[クロス「今やつは俺を背にしてる、そして、すぐそばには剣!・・・」

逃げるか、殺るか、俺が殺ればこの村は救われる

逆に俺が逃げれば、この村は壊滅してしまう。

どうするッ・・・

・・・もしかしたら、俺じゃない勇敢な誰かが

やってくれるかもしれない、だったら、俺はーーー

そう考えた瞬間、今日までの記憶が、

脳内で強く溢れ出す。

[クロス「・・・殺らなきゃ」

[クロス「俺は、この村が大好きだ!

知らないことばかりだけれど!でも、この村が

俺を救ってくれたんだ!!」

ズザッと砂を煙らせ、すぐさま剣の方へ走った!

その音に巨腕の眼魔が俺に気づく。

[巨腕の眼魔「ヒトォ!イタァァァ!!!!!」

やつが拳を俺に思いっきり振るった。

[クロス(落ち着け!よく見ろ!あいつの腕の振る攻撃のパターンはひとつしかないんだ!飛ぶ、もしくはスライディングで避けれるだろ!)

クロスは地面と腕のスレっスレのところを

スライディングでかわした!そして、手の届く所

まで剣の場所へ来れた。

クロスは剣をしっかりと握り、何とか相手の背後を取るように走り回った。

[巨腕の眼魔「オマエ!タノシイィ!!!」

今度は腕が一直線に飛んできた!一瞬驚いたが、

奇跡的によけれた!

[クロス「まじかあいつパターン

変えてきやがった!!うぜぇって!!」

しかし一向に背後が取れず、このままでは体力の

限界で死んでしまう。

[クロス(そうだ!)

クロスは敵の真反対に方向をぐりん!と変え、建物の中に入った。

[巨腕の眼魔「オマエ、ノウミソ、ナイ、

ソコ、ゼンブ、ツブス!!」

巨腕の眼魔は拳を天に上げ、勢いよく振り下ろし、

建物ごとクロスの入った場所を潰した。

[巨腕の眼魔「オマエ、、、ナイ、、、?」

瓦礫の中から探ろうとする瞬間、背後から風を切るように素早くクロスが現れた

[巨腕の眼魔「!?!?!?」

クロスは剣をしっかり構え、敵の魂に狙いを定めた

[クロス「恩返しだッ!!!」

剣を思いっきり降り、魂に命中させた!

[クロス「ッ!?」

しかし、刃が通らなかった、やつの魂は思っていた以上に硬かったのだ。

[巨腕の眼魔「オマエ、、、ヨワイナ???」

やつはぐちゃぁと笑い、クロスをなぎ払いった

[クロス「グガッ!!!!」

全身がすごく痛い、目の前もはっきり見えない、

意識がもうろうとする。

[巨腕の眼魔「オマエ、オシイナァ〜、、、チカラァ、ナイ、、、オシイナァ」

ものすごくニタニタした顔でクロスにゆっくりと近ずいてく。

[クロス「・・・痛い・・・何が起きた・・・

どうして・・・ドウシテ・・・」

今にも気を失いそうだ。武器を構えようにも力が出ない。感覚がない。

[巨腕の眼魔「オマエ、、、クルシィ?、、、クルシィ?」

まずい、か、、、起きて2日目に死ぬとかあるんだ、、、みんな、、、、、ゴメンナサイ、、、、、、、、、、、、、、

[巨腕の眼魔「ジャァ、、、

[???「 死 ね 」

すると突然巨腕の眼魔の背中からパリンと音がし、

さらに、真っ赤な炎に包まれた。

[巨腕の眼魔だったもの「 ヴ ガ ア" ア" ア" ア"ア" ア" ア" ア" ア" ア"ア" ア" ア" ア" ア" ア" !!!!!!!!」

あっという間に灰になってしまった・・・

あまりにも突然なことで口をあんぐり開けてしまった。

[???「大丈夫か?」

その時は、暗くてよく見えなかったが

日がちょうど上り、彼の顔を照らした。

赤い髪に、重装備の服装、よく分からないがとにかくすごいものであろう大剣を片手に持ち、そして、

オレンジに輝く瞳をした青年だった。

[???「噂の金髪の少年君」



メモリアの花第1章 1話 -初夢- ~完~

最後まで読んで頂きありがとうございます!

今回こういう小説を書くのは初めてで、

せっかく書くなら、7年前からずっと考えていた

ストーリーを書こうと思い、やらせて頂きました!

もしこのストーリーが好評であれば続けます( *˙ω˙*)و

そして、最後のあとがきには、キャラの詳細を書いちゃいます。最初に紹介するのは、この物語の主人公

「クロス」君です!

[名前(クロス・???

[誕生日(6/5

[身長(だいたい160とかそんくらい

[好きな物(まだない

[特技(逃げ足なら・・・まぁ

[体術戦闘(27

[魔術戦闘(1

[総合戦力(28



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