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エンブレム  作者: 甘く
1/1

教会

村の入り口に4人の少年が集まり話し合った

「まずは俺の叔父の家まで行くぜ」

「あ~お前の叔父はケープに住んでいるだったな~」

「へーセリカの叔父ってケープにいたんだ」

「そういえば昨日言ってた大きな龍ですが、どうするのですか?」

「さぁな、何もしてなかったしまずは緑の奴を探さなきゃだろ」

話していると一人の村人の男が近付いてくる。

「どけ不良ども早く山まで行かなきゃいけないだ」

「なら勝手に通れよ」

「どいてやろ~よ、セリカ」

セリカ達はゆっくりと離れる。

「我らも早く出発しましょう」

「そういえば木の実を取ってきたんだ」

アキラは肩に掛けてきたバックの木の実を見せた。

「昼ご飯の代わりに途中で食べましょう」

「気が利くな~」

4人の少年は歩きだし、昼過ぎにはケープの門に着いた、ケープの門には数人が出入りをし左右に兵が警備し、4人は歩きながら話していた。

「さっき話した通り二人ずつに分かれるが運でいいよな?」

セリカの叔父の家か教会に行く二つのグループに分かれた。

「じゃあ俺とセリカで叔父の家に行ってくるぜ~」

「こっちは何だか不安ですね」

「失礼だな、教会に行くだけなら大丈夫だろ」

「じゃあ時間になったら門まで集合たぞ」

4人はカナタとソラ、トウジとセリカに別れて出発し、カナタとソラは教会に向かう。

「ケープの教会って初めてだよな」

街を見渡しながら歩いている。

「まさか場所がわからなくなったとか言うんじゃあないでしょうね。」

「わっわかるよ、そういえばセリカ達は行ったことがあるんだよなぁーいいよな。」

「教会ぐらい村にもあるでしょう」

「スケールって言うのか?やっぱケープの教会が良いだろ?」

「は~ロクに祈らないのだから関係ないでしょう。」

セリカとトウジは叔父の家に向かっていた。

「は~疲れた、帰りたい」

「それは何回も聞いた~、そういえばこのペアは運が良かったな~」

「俺はどうせ叔父の家まで行かなきゃだからどっちにしろだよ」

「確かにな~」

「ふ~、着いたぞ」

「やっぱゲス貴族の家はデカイね~」

「世の中どうなってんだよ」

セリカは叔父の邸宅にノックをする。ソラとカナタも教会に着いていた、教会には何人か人が来て座っている。

「ソラ神父いたぞ」

「ああ、いきますよ。」

神父の所へ行く

「すみません神父さん聞きたいのとがあるです。」

「ゴメンな、今日は急用なんだ明日またお祈りに来た時にしてくれ」

横の扉から白いローブの信者の爺さんが神父をよんでいる。

「神父早く来いそろそろ到着だぞ。」

「待って下さい、セリカの予知夢でワダツミって奴ことを…」

扉に向かう途中だった神父が振り返る

「おっと、君たちの質問に答えよう、ついてきてくれるかな?」

神父の表情がひきつり、扉から呼び掛けていた爺さんはこちらを睨み付けている。

「遠慮しようか」

ソラとカナタは後退りする。

セリカとトウジを出迎えたのは叔母さんの使用人のケイだった。

「いらっしゃい、貴方はセリカ様とトウジ様ですね。あがって下さい、少し慌ただしですが。」

「久しぶりだなケイ、叔父は?」

「ユキ様からお話があります。」

「叔母さんか~」

「珍しいな」

ケイは二階に上がりセリカとトウジは付いて行く、ケイはユキの扉の前で止まりノックをする。

「入っていいわよ」















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