前へ目次 次へ 215/216 僕は正直者 また・・・・・ ほくそ笑んでいる そんな自分のことを僕は 〝クソだ クソ野郎に他ならない〟 そんなことを思って 僕自身に対して 顔を顰める・・・。 だって・・・・・ だってそうじゃないか 他人の不幸事を見聞きすると どんなに上手に隠そうとしてみても 喜んでいるのが顔に出ちゃうのだから クソ野郎としか言いようがない・・・。 〝でも・・・・・ もしかしたら僕は 心の内が顔に出ちゃうくらいに 実は正直者なのかもしれない〟 そうなのかもしれない・・・。