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この世界は悪意に満ちている
今のところ・・・・・
誰かが僕に具体的に直接
何らかの危害を加えたわけじゃないけど
それでもこの世界のいたる所には
僕の存在を疎むそんな何かが
確かに存在する・・・。
それを僕は〝悪意〟という・・・・・
僕に対して抱く誰かの悪い見方が
僕の失敗を望みそれを喜ぶ誰かの心情が
そんな僕のことを嫉む誰かの負の感情の数々が
この世界には溢れんばかりに満ちていて
それを僕は〝悪意〟という・・・。
取り払わないと・・・・・
僕に向けられたその〝悪意〟を
たとえどんな手を使ったって取り払わないと
じゃないと僕はいつか奴らの〝悪意〟に呑み込まれて
きっと僕まで奴らと同じ心がねじ曲がった
邪悪な存在になってしまう・・・。