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いつかきっと僕でない僕が罪を犯す
僕は・・・・・
怖くて怖くて
こうして生きているのが
どうにも怖くて怖くて
しょがない・・・。
僕の心の奥底には・・・・・
光もとどかない深海のような
そんな僕の心の奥底の闇のその中には
この僕には抗うことなどできない
そんな何者かが潜んでいる・・・
そしてその何者かは
酷く邪悪を好む
だから・・・。
この僕は・・・・・
この意識の状態の僕は
僕の中のその邪悪な何者かが
いつか非道な行いをしでかしやしないかと
今も怯えている・・・。