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罪の快楽に抗う術を僕は知らない
人は・・・・・
たとえ動機など
そんなのなにも無くても
それでも衝動的に
罪を犯す・・・。
なぜなら・・・・・
人にとって罪こそが
最高の快楽に他ならないから
そして人が物事の善悪を判断する
理性などというそんな思考など
罪という背徳の快楽の前では
なんら抗う術もなく
無力だから・・・。
だから僕も・・・・・
近いうちに衝動的に罪を犯す
そして一度罪の快楽を知ってしまったら
更にもっと強烈な快楽を追い求めて
きっと罪を重ねる・・・。