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いいんだよ 君の好きにすればいいんだよ
僕が・・・・・
今日もまた僕が
つまらなそうな顔をしていたら
そしたら・・・。
「なにか・・・・・
嫌な事でもあったの・・・」
僕の中の悪魔にそう訊かれて
「毎日毎日毎日イヤな事だらけだよ」って
地面に唾を吐くようにして
僕がそうこたえたら
そしたら・・・。
「そうか・・・・・」
悪魔がそう言ってから
「我慢することなんかないのに
我慢することなんかなにもないのに
君の思い通りになんでもやればいいのに
たとえそれがこの世界にとって害だとしても・・・」
そう言って口元を歪めて笑った・・・。