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僕の歪んだ性格がやがて
僕は・・・・・
僕のことが嫌いだ・・・
世の中の全てを僻んで
皮肉れた考え方しかできなくて
いつも不貞腐れた顔をした
そんな自分のことが
僕は大嫌いだ・・・。
でも・・・・・
それでも僕には
そんな僕のことを僕はどうすることも
どうすることも僕にはできなくて
大嫌いのままでいたら
そしたら・・・。
「いいじゃないか・・・・・
そのままの君でいいじゃないか
君のその酷く歪んだその性格がやがて
やがて狂気へと変わるその日が待ち遠しい・・・」
そう言って僕の中の悪魔が笑った。