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君は今のその君に満足しているの
「ねぇ・・・・・
今の君は
今のそんな君に
満足しているの?」って
僕の中の悪魔が僕に訊いた・・・。
「なに一つとして・・・・・
君の思い通りになんか成らなくて
心の中に顔にも声にもだせやしない
鬱々とした日常への不平不満が
澱のようにして溜まってゆく
そんな毎日でいいの
そんなんで・・・。」
「ねぇ・・・・・
今の君は
今のそんな君に
本当は 本当はもういい加減
ウンザリしているんじゃないの?」って
僕の中の悪魔が僕に訊いた・・・。