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First Love  作者: ようそろ
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本当の距離と、キモチの距離。

ついに結ばれた彼女との恋愛。

会えなくても幸せな毎日が幕を開けた。

こうして彼女との交際が始まった。


ただ、遠距離恋愛ということもあり、なかなか会えないのは確かであった。


さらに新型コロナウイルスの流行も影響し物理的な距離以上に遠くにいるような気がした。


もちろん彼女との気持ちは離れていないのだが。


基本的には自分が彼女の住む地へと赴くのが多くなりそうだ。


一人の男として、彼女にかかる負担はなるべく減らさなくてはならないからだ。


話題は彼女とのデートに関する話題となった。


案としてはテーマパークに行くことや観覧車に乗ることなどが出された。


カップルが多く集まりそうな場所であり、そのような場所に彼女と2人きりで行くことができると思うと楽しみで仕方なかった。


それと同時に彼女と交際しているという実感が更に増した。


ただ、遠距離恋愛ということもあり、すぐに行くことはできない。


でも、彼女が大好きだから物理的な距離など気にしない。


気持ちが繋がっていれば良い。


自分はそう思う。


少し経ったある日。


彼女と初めての通話をした。


初めてということもあり、お互いに緊張してしまいなかなか話すことができなかった。


ただ、初々しさというか、彼女の可愛らしさを再認識したような気がした。


後日二度目の通話をしたが、その時は前回よりも様々な話題について話し合い、デートに関する話題もより現実味を帯びていった。


ただ、自分たちに追い討ちをかけるように新型コロナウイルスによる臨時休校の影響による夏休みの短縮が決まった。


特に彼女に至っては大幅に短縮されてしまった。


数少ない、貴重な夏休みの日に会いに行ってもいいか。


彼女にそう尋ねた。


彼女は快諾した。


こちらの予定も、彼女の予定もまだ決まっていない。


会える日すらまだ決まっていない。


行く場所は決まりつつあるが、まだ正式には確定していない。


ただ、一つだけ決めていることがある。

初デートから彼女を愛し、彼女を幸せにする。


これだけは譲れない。


そう心に決めたのであった。

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