第四話 探索2
一旦戻ってきたのですが、もう5時ですか。ご飯を食べるにしても早すぎますね。
まぁ、水分補給とトイレをしてもう一度インしますか。
十数分後
また、『Aqours』をリクライニングチェアベッド型VRデバイスにセットして、また『Freedom Would Online』にログインしました。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「はい、戻ってきましたと。では、ステータスの確認をしますか。」
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名前 ルイス
種族 動く骸骨Lv1
職業 見習い魔法使いLv1
能力 1SP
【杖】Lv2:熟練度3/1000
・〖瞑想〗
【武術】Lv0
【闇魔法】Lv1:熟練度1/1000
・〖闇〗・〖闇槍〗
【無魔法】Lv1:熟練度1/1000
・〖無〗・〖身体強化〗
【霊魔法】Lv0
【召喚魔法】Lv0
【魔法陣】Lv0
【魔力】Lv0
【魔力操作】Lv0
【魔術】Lv0
【魔法才能】Lv0
【魔法使いの心得】Lv0
【鑑定】Lv2:熟練度3/1000
【発見】Lv0
【保管】Lv1:熟練度1/1000
【隠密】Lv0
【忍び足】Lv0
【奇襲】Lv0
【暗視】Lv-:熟練度5/1000
【状態異常無効】Lv-
【打撃脆弱】Lv10Max
【光属性脆弱】Lv10Max
種族固有能力
【飲食不要】
【酸素不要】
固有魔法能力
【天歩】
装備
頭:なし
耳:なし
首:なし
外着:なし(携帯:[肩掛けリュック]中身:[水筒]・[地図])
胴体:短めの服(上半身)
内着:なし
両腕:なし
手:なし
腰:なし(携帯:[解体ナイフ])
脚:短めの服(下半身)
足:革靴
武器
木の杖
他なし
アクセサリー
財布
他なし
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「色々能力が増えましたね。」
まぁ、やれる事が増えたと思えば面白いですね。うーんと、まずは倒した兎とスケルトンを解体?しましょうか。[解体ナイフ]を近ずけて
【解体】
数分後
「ふぅ〜、兎を五体解体するのは大変ですね。それに、スケルトンも解体できるんですね。」
スケルトンは解体するとその部位の骨になりましたね。例えば、頭を解体したら[魔頭骨]というアイテムが手に入りました。
そして、兎肉は余ったのは保管に入れといて残りは今日の食事に使うため今焼いています。
「そろそろいいでしょう。」
私はこんがり焼けた兎肉を頬張った。
数分後
「ご馳走様でした。」
美味しかったですし、少し実験とヘルプを読みましょうか。
実験とは、【召喚魔法】で召喚出来るようになった、スケルトンを召喚して殴らせるというものです。デメリッ能力である、【打撃脆弱】を克服するために殴らせるのです。
「では、行きます。『サモン・スケルトン』」
床に魔法陣が描かれ、そこからスケルトンが現れた。
「さぁ、君。この上に出ている、緑のゲージが赤になったら殴るのをやめて、また緑になったら殴ってください。」
コクコク
「では、私はヘルプを読んでいるので読み終わったら君を停めます。」
緑のゲージは戦闘が終わった後に自分を鑑定したら見えたので、今は常時鑑定して見えるようにしている。これは私が許した相手なら見えるようになるようだ。
では、ヘルプを読みましょうか。
数分後
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能力【打撃脆弱】を克服しました。
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「読み終わりましたので、殴るのをやめてください。」
コク
「では、君の仕事はこれだけなのですが魔力が勿体ないので君も探索に付き合って貰います。」
コク
これからは、[地図]に埋まっていない場所を探索した後にあのデカい扉の所に行きましょう。
十数分後
「終わりましたね。後はここだけです。」
コク
「では、行きますよ。」
さぁ、行こうとしたところに蝙蝠が割り込んできた。
「キー!」
「おおっと、前までの私と思わないでください。」
『闇槍』『身体強化』
「キ?!」
蝙蝠がこちらに牙を突き立ててきた顔面に『闇槍』を浴びせ、その間にスケルトンに『身体強化』をかけました。
「今です!」
コク
「シッ!!シッ!!」
「ギ?!ギーー」
スケルトン君は、蝙蝠をその拳で滅多殴りにしていた。『身体強化』を施しているため【打撃脆弱】が軽減されているようですね。
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魔物:グレイ・バットは死亡しました。
経験値を獲得しました。
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能力のレベルは上がりませんでしたか、まぁ、この扉の先の魔物を倒せば流石に上がるでしょう。
「では、今度こそ行きますよ。」
コク
私が扉を開けようと手を伸ばし扉に触れた時、扉が1人で開いた。
「招いているのでしょうか?ここは多分ですが魔宮なのでしょうね。この先にいるのはこの階層の階層主がいるのでしょう。」
コク
「やっぱり、ですかまぁ、全力で挑むだけです。」
コク
私が1歩足を踏み込んだ時だった。
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魔宮洞窟の抜け道の一階層階層主エリアに入りました。
『ここの階層主はキング・ラビットです』
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キング・ラビットですか、ラビット系の上位種ですかね。
「ヂュイー!!!」
うるさいですね。まずは、その口を縫い合わせましょうか
『魔法陣:闇槍』『身体強化』『闇』
まずは、アイツの顎の下に魔法陣を設置しスケルトンに『身体強化』をかけ、『闇』でやつの視界を潰しました。
「ヂュッ!?」
『魔法陣起動』
『ヂッ??!』
魔法陣から『闇槍』が出てきて、やつの口を縫い合わせた状態になった。その間に
「スケルトン君」
コク
ガン!バン!
「ッ!?ッ!?」
スケルトン君が殴っている間に、
『魔法陣:闇槍』『闇槍』
2つの闇の槍を兎に打ち込みました。
ザシュッ!ザシュッ!
「ッ!?ッー」
「はぁ〜、終わりましたね。」
コク
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魔物:キング・ラビットが死亡しました。
経験値を獲得しました。
能力【鑑定】の習熟度が規定値に達したため、レベルが上昇しました。
能力【闇魔法】の習熟度が規定値に達したため、レベルが上昇しました。
能力【無魔法】の習熟度が規定値に達したため、レベルが上昇しました。
能力【魔術】の習熟度が規定値に達したため、レベルが上昇しました。
能力【魔法使いの心得】の習熟度が規定値に達したため、レベルが上昇しました。
能力【魔法才能】の習熟度が規定値に達したため、レベルが上昇しました。
能力【魔法陣】の習熟度が規定値に達したため、レベルが上昇しました。
能力【魔力】の習熟度が規定値に達したため、レベルが上昇しました。
能力【鑑定】のレベルが規定値に達したため、能力【判別】を習得しました。
能力【闇魔法】のレベルが規定値に達したため、魔法〖闇覆隠〗を習得しました。
能力【無魔法】のレベルが規定値に達したため、魔法〖無剣〗と〖無盾〗を習得しました。
能力【魔術】のレベルが規定値に達したため、魔術〔二重詠唱〕を習得しました。
能力【魔法陣】のレベルが規定値に達したため、魔陣術〔弐魔法陣〕を習得しました。
条件:魔宮の階層主を倒す、を満たしました。称号:階層の覇者(一階層)を獲得しました。
条件:初めて称号を獲得する、を満たしました。称号:称号を得し者を獲得しました。
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また、色々増えましたね。ですが、確認は後にして少し休憩しましょうか。
「スケルトン君、少しここで休憩しましょう。」
コク