チョコより良いもの(200文字小説)
「お前、チョコいくつ貰った?」
「チョコは貰ってないけど」
「じゃあ、俺の勝ちだな。全部ギリだけど」
「そうだな…」
日曜日、ふらっと本屋に寄った。クラスメイトの女の子に偶然会った。
「本、好きなの?」
「好きだよ」
「僕も好きだよ」
「本当?」
「だから、ここに居るんじゃないか」
「ごめん、今日会えると思ってなかったからチョコないんだ」
「いいよ…」
その瞬間、彼女は僕の頬にキスをした。
確かにチョコは貰ってないけど…。
「お前、チョコいくつ貰った?」
「チョコは貰ってないけど」
「じゃあ、俺の勝ちだな。全部ギリだけど」
「そうだな…」
日曜日、ふらっと本屋に寄った。クラスメイトの女の子に偶然会った。
「本、好きなの?」
「好きだよ」
「僕も好きだよ」
「本当?」
「だから、ここに居るんじゃないか」
「ごめん、今日会えると思ってなかったからチョコないんだ」
「いいよ…」
その瞬間、彼女は僕の頬にキスをした。
確かにチョコは貰ってないけど…。
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