往復する猛毒厄
朝目覚めたら、今日の予定を思い出した。そうだ、今日は友達が遊びに来るんだった、急いで時計を見ると61に針が来てる、後2しか無い。コーヒーの準備でもしないと
3程遅れて友達が来た、もう暗い夕方だ。真っ赤なコーヒーをポンプで配ると友達は奇妙な事を言い出す
「そろそろ終わりも近づいているし、無理をする必要性は無いはずだよ」
意味が分からない、崩れ始める家をポンドでくっつけると副作用で柱が折れる。包帯で巻くと腐っていく
「昔なら60程度も起きてないんだから、そろそろ寝ちまえよ」
真っ赤なコーヒーはどす黒くなっていく、ポンプで入れ替えるけど、だんだんポンプも弱くなってるな。買い替えるか?
「ほら、扇風機が一生懸命換気してるよ。これが止まったらどうなるかな?」
人の物を勝手に壊さないでくれよ?最近扇風機も不調なんだから
「あれ?もう71か?」
友達は腕時計を見ながら毒をばらまき、クーラーを真っ黒にしていく
「苦しみたいなら勝手にしなよ。結果として毒は勝手に返ってくるからさ」
首に内側が刃物な円形のアクセサリーを掛けた。
「また今度、0になった時に会おうじゃないか」
首を引き裂くと赤いコーヒーは零れて、家は崩れてしまった
だから言わんこっちゃない、そんなもんを受け入れて、そんなに眠いのかよ?
わざわざ苦しむ必要性も無いとおもうんだけどな