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父親目線(6)


 どうも、毎度お馴染み 父です。



 夕食の時間煮物を食べながら、TV画面のリポーターが口に運ぶピザを見て「旨そーう!」と妻は叫んでいます。その言葉に長男も同意しています。


妻は、はたと私を見て


「チーズのどこが嫌いなの?」


 と質問してきました。


「味」 すかさず私は返事をします。


 チーズは嫌い。ケーキも苦手。でも、ベークドチーズケーキは食べる。…変わっていると言われます。



 妻は、ふ~ん と言って箸で摘まんだ煮物の椎茸をじっと見つめています。…嫌な予感がします。


「じゃあ、椎茸のどこが嫌いなの?」


 やっぱりきました。


「…食感と、味…」


 妻は又も、ふ~んと返事をしました。


「じゃあ、筍のどこが嫌いなの?」


「…筍は嫌いじゃ無いよ…。出来れば食べ無くて良いかなって…」


「ふ~ん、そうなんだ」


 驚いた顔をしています。嫌いだと思い込んでいたようです。


「じゃあ、コンニャクのどこが嫌い?」


「コンニャクも食べられない事は無いけど…食感だね」


 …なんだか、凄く嫌な予感がします。私には他にも、嫌いな物が有るのです。


 ブロッコリー、オクラ、カリフラワー、アスパラガス、セロリ、苦瓜、煮たとまと、ウニ、イクラ、ホタテ…。挙げればきりがないのですが…


「…全部…聞いて良い?…」


 …きた…



「それは…勘弁して…、応えるのに疲れるから…」






 好き嫌いを無くす努力を‥すべきでしょうか…







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