グラウンドスラム!!!
パコーン!!パコーン!!パコーン!!……
ソフトテニス独特のボールを打つ音がする
それをとてもうるおわしい瞳でみている一人の少年がいた… その子の名は……
山﨑晃佑であった。
「兄ぃちゃあああああん!!!!がんはれー」
「おい!」 「きみだれ?」
「おまえ山﨑陸朗の弟か?」 「うん!そうだよ!」
「そんならじきのオレのライバルだな?」 「なにが?」
「おまえもどーせソフトテニスやんだろ?だからじきのライバルつってんだよ!」
「てか君の名前なに?」 「あ?ああ!そーいやぁーいってなかったなー」
「オレの名前は高橋最つーんだ」 「じゃあ君のお兄ちゃんはあの高橋祐作かー」
続く