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美味しくなりたい

作者: ぽんず

ものを口にすると、評価というものが自然に、そして確実に生まれてしまう

うまい!

不味い…

といったように


鼻をつまめば嫌いなものでも食えるかもしれないが、不味いという評価に変化はないだろう

鼻をつまんだ奴が僕を好きになることもない


美味しいと思われるにはどうすればいいだろう

僕は少し辛すぎるのだろうか

ずっと甘い方が好かれるだろうか

いや、それだと僕の食感には合わないかもしれない

煮込んでやわらかくしてからならいけるのかな?


どうすれば美味しくなれるのかさっぱりだ

色々試して味見をしたが、何をしても僕は不味かった

美味しい人はそれぞれが全く異なった味を持っているのだから、本当に不思議だ

こんな僕でも美味しいと言ってもらえる日が来るだろうか

そうだったらいいな


でも、僕にとって僕が不味いままだったら…

僕をいとおいしいと感じる人の気持ちは理解できないだろう

きっとその人の想いが痛いと感じてしまう

「美味しい」

そう自分に言われたい

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