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連載版 乙女ゲームは始めません。  作者:
乙女ゲームを始めます
1/4

第一章 一. 転生しました

第二章までは、だいたい短編版をなぞっています。

どうか広い心でお読み下さい。

意識が浮上する。


制服に身をつつみ、正門に立つ私。

さっきまでは、ドレスに身をつつんで卒業パーティーに出席していたはずなのだが。

もしかして、リセットされてる――――!?



私の名前はマリア。

名前からわかるように、ヒロインだ。

はい、乙ゲーの。

しかも異世界転生ときた。


実年齢40歳。

この国で行われる魔力測定の真っ只中で、いきなり覚醒。

測定する水晶の前で呆然とする。

周りは弾けんばかりの光に興奮覚めやまらない。

神官様が何かを言っている。


いやいや、ちょっと待て。

それどころではない。

たしか、さっきまでコンビニにいたよね。

そうだ、店を出た所で車が突っ込んできて···。


まぁ、向こうもそれどころではないのだろう。

呆然とする私の腕を捉えて、あっというまに別室に連れて行かれた。


神官様からつげられる。

○ 魔力が高いこと

○ この国で保護すべき光属性を持っていること

○ 魔力の安定、また技術を学ぶため王立学園に入学すること


半ば放心状態で聞きつつ辺りを見回す。

ふと鏡を見た。

そこには、金髪美少女が写り混む。

右手で髪を撫でる、鏡の中の少女も同じ動作をする。

えっ、私!?

というか、この顔見覚えある。

娘がハマっていたゲームのヒロイン「マリア」だ。



「では、参りましょうか?」

なんと今日は馬車で送ってくれるらしい。

両親に説明するため神官様も一緒だ。

なぜ?と思っていると、今日の魔力測定の結果を鑑みてのことらしい。

光属性は稀有で、魔力も膨大。

有らぬ争いから避けるためだ。

つい先程の出来事であるのに、貴族から養子にと名を挙げている方々いるらしい。

平民であるが故に、貴族からの申し出は無下にできない。

そういったことも合わせて説明してくれるらしい。

まぁ、両親に任せよう。



それよりも自分のことだ。

改めてみるも、マリアだ。

マリアが今まで生きてきた記憶もある。

両親にも愛されて育っている。

やっぱり私はあの時死んだのだろうか?

そしてまさかの乙ゲー転生?

こんな可愛い子に、何故に私?

あと20歳若ければ、異世界転生やっほ~いなんだろうけど···。

いまさら嘆いても仕方ない。

この子の人生のこれからは私が生きる。

つーか、乙ゲーか。

詳しくは覚えてないんだよね~。だって40歳だよ。

娘がしてるの見てただけだし。

攻略対象が、皇太子殿下、宰相の息子、魔術師団団長の息子、騎士団団長の息子、侯爵家令息だったかな?

名前?そんな長い名前覚えられないって。

てか、攻略しなきゃ駄目?

イケメンは観賞するものでしょ?

そもそも全員婚約者がいたはず。確かにマリアは、可愛い。だとしても、婚約者を蔑ろにして平民といちゃラブって···。略奪愛反対!!

乙ゲー本末転倒だけど、攻略しません!!

出逢いイベントをスルーして、清く正しく美しく学園生活を送ろうと固く決意した。






短編版、ブクマ評価ありがとうございます。

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