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数多の英雄  作者: 湯水ふらめ
青葉巡編
5/10

青葉巡の転生

Uです

妄想だなんて、言ってたんだけど。




 どうやら本当に異世界に来てしまったようで




 最後に覚えている地球での光景は目を焼くような閃光。




 転生役の神によるとお前の思想に興味を持ったからとりあえず雷飛ばしてみたんだとか。お前には異世界に行ってもらうと言われた。




 その時にふざけんなとか、良くもやりやがったなんてことばは出てこなかった。嬉しかったんだ、自分がこんな特異な経験をしている事が、そして、異世界に転生なんて事が出来るのが。




 親は悲しむだろうか?どうだろう、家の家族は家族愛が薄い方だった。父親は仕事漬けの昼夜逆転生活で昼間にしか帰ってこない、母親と自分は仲が悪くお互いに部屋にこもり好きな事をするだけ、まぁ現代日本では割とある話だ。家族が何よりも大切だなんて誰しも同じ事を思っている訳では無い。父親は会う事は少なかったが、まぁ仲が悪い訳ではなかったので俺の為に泣いてくれるかもしれない。




 もう、俺がそれを確認する術はないけども。それより・・・




「あの、・・・俺の事を見ていたなら知ってると思うんですけど、能力とかって、どう・・・なりますか?」




 1番の懸念、自分のままで異世界に行ったって何も出来やしない、憧れて多少ネットでサバイバル知識を詰め込んだ事はあるが直接的な力が無ければ死ぬ運命しか見えない。




 神は言った、治癒の御業・開花の技能・制作の技能を与えると。




 治癒の御業ってのは神のような回復魔法ってことかな


 開花の技能は、まさか花を咲かせる訳ないだろうし、多分才能を開花させるって事。


 制作はまんまで制作だろう。




 自分には人の才能を開花させる力なんてなかったし、物作りも人並みだった。ましてや魔法なんて使える訳もない。


 正真正銘、チート転生だ。この力があれば自分の無能さなんて関係なく人を救える。




 俺は、理不尽な運命を覆す救世主になれる

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