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閑話~シリウス・アルベルトの自己紹介~

新たにブックマーク登録して下さった方々、評価して下さった方、感想を書いて下さった方に最大級の感謝を!ありがとうございます♪

そして…レビュー書いて下さった方!ありがとうございました!!

これからも楽しみにしていただけるような作品にするべく励みますので、また感想や評価(=作者のやる気の種)など頂けると嬉しいです!


今回は様々な感謝の記念に、閑話シリウスの自己紹介編を書きました♪

ー某暗闇空間にて、中央の椅子に座る彼にスポットライトが当たるー


僕の名前はシリウス・アルベルト、23歳。

剣豪を排出してきたことで有名な、アルベルト家の長男であり、今は国王の専属騎士も担っている。


国王の専属騎士という立場は少々特殊で、他の専属に比べて様々なことを求められる。

剣の腕は勿論のこと、政治に関する知識や、あるじを補佐するだけの頭脳と能力などもその一つだね。

まぁでも、最も特殊なことはやはり“魂の誓い”をしなければいけないということだろうか。

この契約を結んだ者が主の不利益になるような事を進んで行えば、契約によってその者に死がもたらされる。これは、どちらかが死に至るまで有効だ。

まぁ僕にとっては主が第一優先だし、そんな契約を結ばなくても、主に一生を捧げる覚悟はできてるからね。正直あまりこの契約を重要視していなかったりもする。


え、そんな主に一生を捧げる覚悟なんてしていたら、結婚したいと言い寄る女性は現れるのかって?


うーん、どうだろう。こればかりは僕にも分からないけれど、いずれ近い内に決めなければいけないことは分かっているよ。僕はアルベルト家長男であり、跡取り息子。その僕が誰も妻にすることなく子孫を残さないなんてことは、許されないからね。


…まぁ、実は候補がいないわけでもないんだけど。


さてと、この話はこれくらいにして、僕の趣味について話して終わろうか。

僕の趣味は、様々な方法を駆使して、様々な情報を集めることだ。元々は主のためにと思って始めたことだけど、いつの間にか自分の趣味となっていた。

時に知りすぎるとこちらが危険な目に遭うけれど、その点僕は問題ない。まがりなりにも剣豪の称号を背負ってるんだ、そう簡単には負けないよ?



…今、趣味が“情報収集だなんて”と思った君に忠告しておこう。

情報を侮ってはいけないよ。時と場合においては、情報はれっきとした武器になる。実際僕はこれで、痛い目を見てきた人を何人も知っているからね。









さて…













ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「これくらい話せば十分じゃないかい?そろそろ君が僕から捕った物、返して欲しいんだけどな」


『えー、なんかまだ全然満足してないんですけどー!例えばそうですねー、ほらコレについての話とか♪』


椅子に座るシリウスの目の前に、一枚の写真が向けられる。


「…どこのどなたか知らないけれど、そんなことでは、僕は動揺しませんよ?」


『そうですか?残念…じゃあ“あなたの懐”から捕ってきた、この“幼い頃のクライン”の写真。その裏に書かれているコレも、読み上げちゃって良いんですよねー!』


「君の望むとおりにしよう。さぁ、だからそれは返そうか」


『えー、もう読みたくなっちゃいましたぁ。じゃあそれ読んだら解放ってことで!』


「止めてもらえるかい?!その言葉は僕だけの物なんだよ?!それは昔唯一クラインが…」


『では、読みますね~!』


「くっ、何故だ身体が動かないっ!縛られてもいないのに?!」


ペラッ(写真を裏返す音)



『おたんじょうび、おめでとう!おにいちゃん、だぁいすきだよ!』




『うん、はいはい、御馳走様です。ーーーほんとシリウスさんって、弟大好きですよねぇ。良かったですねぇ、“お兄ちゃん”呼び』


「くっ、何故幼い頃のクラインの声で読めるんだっ!情けのつもりか?嬉しいけれど…」


『優しさですよ優しさ~。さてさて、そろそろお帰り頂きましょうか。では、さよーならー!』


「ちょっと待て!まだ聞きたいことがたくさん!って何手を振っているんだい?!」


シリウスの身体の周りが淡く輝いて、暗闇空間から姿を消す。


『ふぅ、ほんとブラコンだよねシリウスって。じゃ、また記憶の消去お願いしますねフェリナさーん!』


言いたいことを言うだけ言うと、もう一つの母なる存在(?)も姿を消した。


『あらあら、弟の次はお兄ちゃん?次は一体誰かしらね…ウフフ!』



誰の姿も見えない暗闇に、謎の声の笑いだけが、響き渡るのだった…。



なんとなんとなんと!

総合ポイント200を超えました!ありがとうございますヾ(o´∀`o)ノ

これもひとえに皆様方のおかげです♪

これからもどうぞよろしくお願いします!

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