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2 友達を助ける

ほんのちょっとグロ描写が入りますので、苦手な方はスルーして下さい。

ここはできるだけ真面目に書いたのであまり遊びはないです。

 一体どうなってる?

 本当にこの場所は昨日と同じ場所なのか?

 石作りで出来ていたあの立派な神殿は見るも無惨に破壊されていた…

 ゲームや漫画、

 テレビなども神殿の下敷きになっている。

 いきなりの状況に俺は混乱していた。


「なんなんだよこれ…昨日と同じ場所…なのか?でもこんな…一体何があったんだよ…それに…レイアは!?」


 そうだ!レイアは?!

 ここにいるはずのレイアはどこだ?

 無事なのか?


「おーい!!!レイア!!いるのか?!いたら返事をしろ!!!」


 返事が帰ってこない…最悪の光景が頭に浮かぶ。


「いや!レイアは神様なんだろう…ならきっと無事なはずだ!!

 とにかく探さないと!!」


 そう言って頭の光景をふりはらう。

 今は考えるよりもレイアを探すのが先だ!

 とりとめもなく辺りを探す。

 どこかに!きっとどこかにいるはずだ!


「ハヤト…さん?」


 レイアの声がした。


「レイアか!?」


 声の方向に走り出す!

 そこで見えたのは、あり得ない光景だった。


 レイアのあの白い服が真っ赤に染まっていた。


「レイア!!」


 すぐにレイアのもとに駆け寄る。

 顔色は最悪だ。

 それに身体の中心から血が溢れいている。

 身体も冷えきっていた。


 なんなんだよこれ!?


「ハヤト…さん…ごめんなさい…せっかく来てもらった…のに…

 こんな事になっちゃって…用意してたお茶菓子とか全部…駄目になっちゃっいました…」


「そんな事どうでもいいよ!それより速く傷の手当てをしないと!」


 応急処置ってどうやるんだっ!?クソ!!もっと真剣に保健体育の授業受けとけば良かった!!


「無駄ですよ…ハヤトさん……もう私は………」


「諦めるな!何か方法はないのか?神様なんだろ!?簡単に死んだりするんじゃねぇよ!」


「あはは…ごめんなさい……」


「謝るな!謝るぐらいならどうにかする方法を考えろ!!」


「方法…ですか…でも……それは…」


「あるんだな!?方法が?ならそれを教えろ!すぐに助けてやる!」


「駄目です…それだけは駄目です……だって…これをしたらハヤトさんは…」


「俺がどうした!?友達助けるためならなんだってやるぞ!!」


「友…達……」


「そうだ!俺達友達だろ!?」


「ありがとうございますっ…ハヤトさん…こんな私の友達になってくれて…本当に……」


「私…産まれてからずっと独りぼっちでした…この牢獄みたいな神殿でただ独りで……正直、気が狂いそうでした…だからハヤトさんが私の事、友達って呼んでくれた時すごく嬉しかったんですっ…もう死んでもいいやってぐらいに…」


「だから…後悔はないんです……私の一番の望みはかないましたから…だから…大丈夫です…」


「何が大丈夫なんだよ!いいから助かる方法を教えろ!!こんなお別れなんて…俺は嫌なんだよ!」


「ふふっ…私の初めての友達がハヤトさんで…ホントに…良かっ……」


 そう言ってレイアは目を閉じた。


「レイア?レイア!?おい目を開けろよ!!」


 返事はない。だがまだ浅くだが息はある。

 まだだ!まだ諦めるな!!


 やっと…やっと自分の望みがかなったのに…死んじまうんじゃねぇよ!!

 友達が欲しい…こんなささやかな願い事…だけどレイアにとっては何よりも大切な願い事。

 でもそれで終わりじゃねだろ?!

 まだまだ一緒にやりたい事とかたくさんあったはずだ!


 俺は絶対に諦めない!レイアを絶対に助ける!!

 考えろ!レイアを助ける方法を!!


 普通の医療手段?

 これは駄目だ…まず初めに俺にそんな技術はないし、レイアのこの傷はそんなレベルじゃない!


 なら助けを呼ぶ?

 これも駄目だ!辺りに人の気配はないし、呼びに行く時間なんてない!


 何かないのか?何か…何か!!


 その時、不意にポケットの中の石のことを思い出した。


「これって確か?」


 "私の力を込めた石です"


 そうだ!この石は確かレイアの力が宿ってるんだ!

 ならこれを使えばレイアは助かるんじゃないのか?

 この石は念じれば地球に帰れた…ならこの石にレイアを助けるよう念じればもしかしたら…!?


「頼む…!!どうか…レイアを助けてくれ!!!」


 石が今まで見たこともない輝きを放つ。

 するとその光がレイアの傷を癒しだした!


「やった!」


 どうやら俺の読みは当たっていたようだ!

 これでレイアは助かるかもしれない!!


「レイア!レイア!!」


 俺は再度レイアに呼びかける。

 するとレイアは目を開けた。


「ハヤト…さん?そんなどうして?私……さっき…」


「レイア!!良かった!!もう大丈夫なのか?」


「はい…傷もふさがって…て?!まさかハヤトさん??あの石を使ったんですか!?」


「ああ!一か八かだったがどうやら効いたみたいだな!!」


「そんな…あの石は…そうだ!石はどこですか?」


「石?あれそういえば…」


 言われて気が付く。

 さっきまで光っていた石がどこにもない。


「すまん…なんかどっかいっちゃったみたいだ…」


「やっぱり…力を使いきって消えてしまったんですね…」


「そうなのか?まあレイアが助かったんだからいいじゃねぇか!」


 まったく…命が助かったんだから石ぐらいどうでいいだろ。




「よくありません!あの石がないとハヤトさんがもとの世界に帰れないんです!!」




「何だって!?」







 どうやら俺、異世界に取り残されたらしい…











次の話もすぐに投稿する予定です!

もしよろしければ読んでみて下さい。

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