[分身]
「なんだこいつら?」
少し遡るがクレイドが小さいグラズアームみたいなやつらに出会ったとき。クレイドはその餌を食べている奴らを見て不気味に思っていた。
「こいつグラズアームの...分身か?」
その時小さい奴らは一斉にクレイドを見た。ずっと睨みつけてくる。
「なんだよ、なんだよ...?」
その瞬間一斉にクレイドにとびかかった。
「うわぁぁああああ!」
分身はクレイドの体を噛みちぎっていく。クレイドの全身に痛みが走る!
「くそ..届け...!」
なんとかしてクレイドは手のところにあるスイッチを押し、ソードを出した。
「う...おらぁぁぁぁぁぁぁああ!」
ソードを回し、近くにいた奴らを切り刻めた。でもまだ数は多い。クレイドは手をあげて残りを潰しにかかった。
「S2"!」
奴らは意味不明な言葉を吐き飛んだ。そして四方八方に飛んだあとクレイドに向かっていった。
「B\R!B\R!」
「そんなんで行けると思ったか?」
クレイドがソードを振った。しかしバーチャリアリティーが取れ、奴らはなんと避けた。そして今度は後ろ側に回った。
「ぐ?!お...おらあ!」
しかしもう一回外す。更にもう一回。
「ちょこちょこ動きやがって...!」
「EEC"EEC"!」
「死ねぇええ!」
バクン!クレイドの腕を奴らが通過していった。血が飛び散り目の前には一本の腕が落ちてきた。
「クレイドさんやっぱこない...」
「おかしいな。ライル。ラッチ。急ぐぞ!」
ライルたちは駆け出した。
「4W"!4W"!」
「う...」
クレイドは腕を服で止めてた。止血だ。だが辛い状況には変わりない。
「...もう一本腕あるな。」
クレイドは座り込んで何かを拾った。
「お前らは火。怖いんじゃねえか?さっきラッチがグラズアームを火あぶりにした。生きてたがそうとう苦しんだぞ。その更にちっさい奴らが火なんてかかったら、危ねえよな。」
クレイドは拾ったマッチを出した。
「路地裏には隠れてタバコを吸う少年たちがいるからよ、落ちてんだわちょこちょこ。」
マッチに火をつけたとたん小さい分身たちは逃げ出した。
「D1C"D1C"!」
「おらぁ!」
クレイドはマッチを投げた。分身に見事クリーンヒットし、燃え始め真っ黒な灰と化した。
「...クソ野郎が...」
クレイドは倒れこんだがちょうどライルたちがやってきた。
「...勝ったのか?」
「ああ。戻るぞ。」
グラズアームの死体は研究員によって解剖され、バグとはどのような物なのかを研究するらしい。クレイドは片腕を失った。だが幸いにも腕はくっつけれるかもしれないらしい。
「初任務おつかれさま!ライル!」
「ああ!ありがとう。ラッチ。」
「初任務があんなヤバいやつだったしな。ライルが倒したし。」
「...ラッチ。頼みがあるんだ。」
「なんだ?」
ライルは目を大きくして言った。
「父さんに会いに行っていい?」




