表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追放された俺がふるだけの剣でキンキンキンキンしてたら、乙女が27人集まってハーレムになって、ねこをさがしてたはずが世界の理になってた件  作者: キンキンタロー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/27

ふるだけで

女盗賊たちは、つるぎをかまえてならびました。

11人、ぜんいん女。かみの色も、目のかたちも、動きもばらばら。

でも、うごきはそろっていました。

「これ、ただの盗賊じゃないな」

くまさんが言いました。


リュミエール姫がささやきました。

「帝国の特殊部隊…かもしれない。動きが、軍のそれです」


金太郎は、パンをかじっていました。

「おれ、ねこさがししてるだけ」


そのとき、女のひとりがとびかかりました。

はやい。風よりもはやい。

でも、金太郎は、つるぎをふりました。

「キンキンキンキン!」


空がゆれました。

女のひとりは、ふっとびました。

でも、地面には落ちませんでした。

空のなかで、時間がとまりました。


兵士がさけびました。

「空間が…折れてる…!」

「剣の軌道が、因果をねじまげてる!」


女盗賊たちは、うごきをとめました。

「これは…ちからじゃない」

「これは、世界のしくみそのものだ」


金太郎は、つるぎをおさめました。

「ふるだけだよ」


女盗賊のリーダーが、つぶやきました。

「あなたは、帝国がさがしている“理の器”かもしれない」

「帝国?」

「この世界を、つくりなおそうとしている国。わたしたちは、そのために動いていた」


リュミエール姫が言いました。

「帝国が、世界の理をこわそうとしているなら…あなたは、そのカギになる」


女盗賊たちは、つるぎをすてました。

「あなたに、ついていきます」

「えっ」

「あなたが、すきです♡」×11


くまさんは、つぶやきました。

「これ、もう数えるのやめようか…」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ