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追放された俺がふるだけの剣でキンキンキンキンしてたら、乙女が27人集まってハーレムになって、ねこをさがしてたはずが世界の理になってた件  作者: キンキンタロー


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黒いかげ

金太郎たちは、商業都市アウルムへむかっていました。

山をこえて、川をわたり、森のなかをあるいていました。


そのとき、風がとまりました。

木がゆれて、鳥がにげました。

くまさんが言いました。

「これ、くるぞ」


道のまんなかに、女の人たちがあらわれました。

黒いかみ、黒いふく、黒い目。

11人、ならんでいました。


「ここから先は、通れない」

「おまえたち、金太郎の一行だな」

「つるぎを、見せてもらう」


金太郎は、つるぎを見ました。

「ふるだけだよ」

「それが、こわいのよ」


リュミエール姫がささやきました。

「この動き…ただの盗賊じゃない。軍の訓練を受けてる」

「帝国の…影があるかも」


くまさんは、つぶやきました。

「これ、ただの山賊じゃないな」


女たちは、つるぎをかまえました。

「あなたを、試す。世界の理にふれる者かどうか」


金太郎は、パンをかじりました。

「おれ、ねこさがししてるだけ」


でも、風はもう、戦いの音をはこんでいました。


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