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なかまのこと
金太郎は、まちのはずれで火をたいていました。
くまさんと、4人の女の子と、姫さまがいました。
みんな、しずかにすわっていました。
火のそばで、くまさんが言いました。
「そういえば、あの4人の名前、まだ言ってなかったな」
金太郎は、パンをかじりながらうなずきました。
「うん。みんな、つよそう」
・ルナ(獣人・おおかみ)
しっぽがふわふわ。目がするどい。でも、やさしい。
「あなたのにおい、すき」
・フィー(植物族)
はっぱのかみ。手から花がさく。
「あなたの声、あたたかい」
・メル(火の精霊)
ほのおみたいなかみ。さわるとあつい。
「あなたの目、もえてる」
・シェル(氷の民)
しずかで、つめたい。でも、なかはあたたかい。
「あなたの手、こおらない」
くまさんは、火を見ながらつぶやきました。
「これで、5人か…まだふえるな」
リュミエール姫が言いました。
「目的地は、商業都市アウルム。そこに行けば、世界の理が見えるかもしれません」
金太郎は、つるぎを見て言いました。
「じゃあ、いこう。ねこもいるかも」




