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追放された俺がふるだけの剣でキンキンキンキンしてたら、乙女が27人集まってハーレムになって、ねこをさがしてたはずが世界の理になってた件  作者: キンキンタロー


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5ねんまえ(前編)

金太郎は、まだちいさかった。

ふんどしも、まだ赤くなかった。

くまさんとも、まだ出会っていなかった。


山のふもとに、ちいさな村があった。

金太郎は、そこで木をはこび、石をならべてくらしていた。

人はすくなく、声もすくない。

でも、金太郎は、しずかに生きていた。


ある日、空がひかり、山がうなった。

「キンキンキンキン!」――音がした。

村の人はにげた。金太郎は、にげなかった。


山のなかで、金太郎はつるぎを見た。

さわると、手がしびれた。

でも、はなさなかった。


そのとき、声がした。

「おまえは、ふるべきものだ」


金太郎は、まだ意味がわからなかった。

でも、つるぎは、もう金太郎のものだった。


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