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追放された俺がふるだけの剣でキンキンキンキンしてたら、乙女が27人集まってハーレムになって、ねこをさがしてたはずが世界の理になってた件  作者: キンキンタロー


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すなのこえ

アレクサンドリアは、もえていました。

図書館の塔はくずれ、本は風にまい、空は赤くそまっていました。

金太郎は、つるぎをおさめて、なみだをながしていました。


「ふるだけじゃ、まもれない」

「ねこ、まだいない」


くまさんは、そばにすわっていました。

「それでも、おまえは、ふるしかない」


エリシアは、焼け残った文書をひろげました。

すすけたページに、かすれた文字がのこっていました。


「次の乙女は、“音の器”」

「その者は、すなの祭壇にすむ」

「声をうたい、世界の振動を読む」


リュミエール姫が言いました。

「それは、砂漠の都市――サラハのことね」

「そこには、歌をささげる乙女がいると聞いたことがある」


金太郎は、パンをかじりました。

「ねこ、うたうかな」

「それは、まだわからない」


くまさんは、地図を見ながら言いました。

「サラハは遠い。砂の海をこえて、風の門をぬける」

「でも、行くしかない。乙女は、あと10人」


エリシアは、すすけた文書をとじました。

「この記録も、もうすぐ消える。でも、あなたがいれば、理はつながる」


金太郎は、空を見ました。

「じゃあ、いこう。ねこ、うたってるかもしれない」


風がふきました。

まちは、しずかになりました。

そして、金太郎たちは、砂の都市へむかいました。


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