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⑶『ゴーストストライクライト』
⑶『ゴーストストライクライト』
㈠
ゴーストストライクライトの、モードに入れば、幸福の在り処を、見つけ出せるかの様だ。何せ、とにかく、それは光であり、正しいのであり、何やかんや言われても、別段気にならないし、自然体の状態で、悉く、秀逸に素早く行動出来そうである。
㈡
不自然という自然は、詩の最前線を行っているから、我々には、その特殊性が、判別出来ないことがある。それは、最前線を楽しめないという点では、悲しいことかもしれない。しかし、楽しむ楽しまないではなく、知ることそのものが、精神の最前線だろう、ゴーストは呟く。
㈢
ストライクライトは、極自然に、生命を宿していると言えよう。適切に、明滅しながら、正しく進んで行く、我々の意識と神経は、丁度、夕方に店が灯りを灯す頃に、また、新しい賑やかな世界を夕方が持つことが、ゴーストストライクライトなのだと、再認識する日が、来るだろうと思われる。