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爛れた関係

作者: 花守 一華

「たとえ僕が死んだとしても君だけは命失わぬように」

 あなたはいつも、私を傷つけまいとするだけ。宝箱の中はいつも退屈で、ひとりきり。朽ちてしまいたい心があなたの優しさを否定する。もっと激しく強く愛してほしい。ふたり傷つけあいながら、どこまでも一緒に堕ちていきたい。私はあなたのもの、一生消えぬ傷を。

 渇いて、飢えて、飢えて飢えて飢えて、いつになったら潤うの?いつになれば満たされるの?

 大事にしないで。愛の名の下に行われるのは、いつだってむごい仕打ち。炎は鮮やかさを増すばかり。渇いた心を飲み込み強く燃えるばかり。

 この醜い感情に名をつけるなら、それは切望、崩壊への切望、あなたとふたりで生きふたりで死ぬことへの切望。それは、「身勝手な愛」を求める砂漠の旅人。胸の内に炎を宿す、傷つきたがりのひとりの旅人。

 もっと一緒になりたい。もっと強く激しく愛し合いたい。ふたり爛れたい。

 ジャンルづけが分からないので、その他にしています。ちなみに、私は恋愛が成就したことがないので120%妄想で書いてます。とはいえ片思いのような「愛のすれ違い」がテーマなので、片思い歴10数年の私にとってはそんなに遠くないのではないでしょうか……。

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