PR 女主人公まとめ相手一人他 口は厄の元 作者: 瀧野憂 掲載日:2016/04/18 「寂しい」 どこかの少女は言った。 少女の名はディナ。 少女は一見、平凡ではあるが、生まれながらに変わった価値観を持つ。 そのために口を開くたびに周りから人がいなくなっていく。 家族すら彼女を腫れ物のように扱う。 悲観した少女は寂しさのあまり、庭の木に話した。 しかし庭の木は人ではないから答えてはくれない。 少女は話すことをやめた。 「なにか話してよ」 少年が声をかけても少女はなにも答えない。 なぜなら少女は話し方も忘れてしまったのだから。