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女主人公まとめ相手一人他

口は厄の元

作者: 瀧野憂

「寂しい」

どこかの少女は言った。

少女の名はディナ。


少女は一見、平凡ではあるが、生まれながらに変わった価値観を持つ。


そのために口を開くたびに周りから人がいなくなっていく。


家族すら彼女を腫れ物のように扱う。


悲観した少女は寂しさのあまり、庭の木に話した。



しかし庭の木は人ではないから答えてはくれない。


少女は話すことをやめた。


「なにか話してよ」


少年が声をかけても少女はなにも答えない。


なぜなら少女は話し方も忘れてしまったのだから。

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